今年度、22Lizardsの主将を務めます大越俊也と申します。この場を借りてご挨拶させていただきます。
はじめに、日頃より名古屋大学男子ラクロス部を支えて下さっている全ての関係者の方々に心より感謝申し上げます。昨年度は、皆様の多大なるご支援のおかげで、無事リーグ戦、全学選手権と出場することができました。本当にありがとうございました。
22Lizardsも、ラクロスができることを当たり前の環境と勘違いすることなく、常に感謝の心を持ち続けられる組織でいることを誓います。
さて、ここまで6人の幹部がそれぞれの思いを綴り、みんなに求めること、日本一への想いを伝えてくれて、こうきとかあきととかめちゃくちゃいいこと書いてくれたし、僕も全く同じ気持ちなので、似たようなことを重ねて話すことはしません。ここはあえて、僕がこの1年間どんな主将でいるかを誓う文を書かせていただきます。
「主将」
慶應戦の試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、重力が3倍になった気がした。
泣けるわけがない。自分だけは違う顔を、次を見据えている顔をしようと思った。いせさんが泣きながら話してるのを聞いた時は、さすがにうるっと来たけど、来年は絶対に勝たないといけない。その義務がある。やらなければいけないことは山積みで、このままじゃ絶対だめだと思った。
ただ、同時に、正直不安だらけ。自分が知ってる歴代の主将方は偉大だ。
自分には、
しょーさんみたいなカリスマ性も、
たつやさんみたいな頭の良さも、
こくぼさんみたいな圧倒的な統率力も、
ほそみさんみたいな文句なしの技術と賢さも、
いせさんみたいなここぞという時の絶対的な勝負強さもない。
じゃあ自分には何があるんだろうか。そう思って横を見たときに、自分だけはと思ってたはずが、同じように熱い目で次を見据えている大勢の19がいた。
何もないと思って不安だった自分には、
こんなに信頼できる熱い19と、
素直でかわいくて伸びしろだらけの20と、
新人戦負けて本気で泣ける、ポテンシャルだらけの21がいた。
だから俺は、自信をもって、俺なりのキャプテンをやれると思えた。皆が任せてくれたキャプテンを、死に物狂いで完遂しなければならないと思えた。誰よりも努力しようと誓った。
俺は、こんな素晴らしい皆と、PLもスタッフも関係なく、隣で一緒に頑張れるキャプテンでありたい。
キャプテンが努力してるから、俺も一緒に頑張ろう、そんな皆が頑張る一歩目の原動力となれるキャプテンでありたい。
1点取られて下を向きたくなる時、毎朝練習行くのがちょっとしんどくなる時、顔上げさせて、背中を押して、一緒に前に進んでいくキャプテンでありたい。
常に顔を上げて、視野を広く、キャパを広げて、貪欲に、
何も諦めない「主将」でありたい。
まだまだ、技術的にも人間的にも、及ばないところだらけだけど、
たくさんの人の支えと、自分の信念と、根拠のない自信をもって、
皆と一緒に、1年間突き進んでいこうと思います。
ほそみさんたち17が、いせさんたち18が、俺らにイメージさせてくれた「日本一」を必ず現実のものにして、
22Lizardsを歴代で一番「輝く」代にしよう。
主将 大越俊也