Blog

ブログ更新情報


2022

soul #4 安藤慶太

日頃より名古屋大学男子ラクロス部に関わって下さっている全ての方々に感謝を申し上げます。今後とも温かい応援の程よろしくお願いします。




あれ?あのロング1人だけちっちゃくない?って試合で思った方。そうです。記念すべきロング1発目を頂きました安藤です。





完全に遅刻しました。

最近自分の研究の進捗が目覚ましく、やる事が多すぎて1日が飛ぶように終わってしまいます。まじで気づいたら21時です。



今日は23時頃に帰れたのですが、風呂入ってご飯食べて、気づいたら布団の上で今(27:03)に至ります。

何が起こったかは察して頂けるとありがたいです。(さくら本当にごめん)





生環四天王の一角、ゆいこ姐さんから回ってきました。

彼女の笑い声はグラウンドの端にいてもわかるくらい大癖です。あと数ヶ月でそれも聞けなくなると思うとちょっと寂しかったりするかもしれません。





ちなみに次はひなです。

彼女は大事な開幕戦にミサンガを忘れ、FINALまでには渡すと言ったっきりマジで未だにもらっていません。

きっと今週末にはもらえると信じています。





お決まりの枕はもう聞き飽きた頃だと思いますので割愛します。

自分のしょうもない4年間を長々と振り返っても仕方ないので、今年1年の話をしようと思います。



頑張りましたが案の定長くなりました。最後なので許してください。






21Lizards 戦績

東海地区優勝

全学一回戦vs九大 サドン勝ち

全学準決勝vs慶應 3-6 敗退





こんな凄い戦績を持つチームの“ベンチ”に自分は殆どずっといた。





もちろん、試合に出なかったからと言って勝ちに全く貢献していないとは思わなかった。




たくさん練習して、たくさんmtgして、たくさんビデオ見てスカウして、たくさん考えて、喋って、時に喧嘩になったり、ラクロスを少し嫌いにもなりながら、短い限られた時間の中でチームとして強くなった。





そんなノウハウやメンタルを引き継いだ俺たちなら、全国と戦える、勝てるチームになれるんじゃないかって、その希望を胸に代替わりを迎えた。




学年問わず広く関わり、体幹や壁、筋トレを義務化して習慣づけたり、+αで他地区のチームの試合を見たりして新しい刺激を盛り込んだりと、去年よりかなり深く広いチーム作りをしようとした。




みんなで強くなろうと必死だった。




19のみんなでDFを作っていく感覚が、着実に強くなっていってるなって感触が、めちゃくちゃ楽しかった。






でも、すぐそうはうまくいかなかった。






関西遠征では失った流れを取り返せず大量失点し敗北。

そぶさんに敗因は”奢り“だと言われた。

間違い無いと思った。





日々重なる負担とコロナ流行に伴う規制でたくさんの後輩が辞めた。

育成にたくさん関わらせて貰った身として、可愛がってきた後輩が辞めるのは凄く悲しかったし、もっと何かできたんじゃないかってめちゃくちゃ後悔した。




早々とAに上がってる子が中心だったってのも結構メンタルきた。





コロナ絡みや4月から将来を見据えて忙しめの研究室に入ったことで、練習できる時間があり得ないほど減った。




日に日に部活が、壁打ち筋トレが、動画見る時間が二の次になっていく感覚が本当に嫌だったし、その感覚すらも月を経る毎に無くなっていった。





本当に学生日本一なんかなれるのかって、あの関東を倒せるのかって、去年その舞台に立つことすら出来なかったのにって、今まで当たり前に言ってきたことに胸を張れなくなって、プレーもそれに同調するように伸び悩んで、一気にラクロスがつまらなくなった。





みんなが口々に言う“学生日本一”が苦痛に感じるようになった。

早く引退したいなんて思ってた時期もあった。





そんなこんなしてたら体重足りなくてBに落とされた。




自業自得すぎて、笑って誤魔化すしか出来なかった。

あの時はりゅうせいごめん。





そこからAに何とか戻ったものの




関東遠征では自分のせいで無駄な失点を積み重ね

開幕戦では自分がチームの足を引っ張るプレーをして追い詰められ

お世話になったOBに去年のFINALから何も成長してないなって言われ




そしてリーグ終盤になって顎が吹っ飛んで病院送りになった。





医者からは引退を勧められ

親には言う通り素直に引退せえって言われ

何も言い返せず、頭が真っ白になった





本当にこの4年間何をやってたんだろうって






りゅうせいのような圧倒的センスも

あきとのような本番強さも

他の19DFのような恵まれた体格も

しゅんやひろきのようなアジリティも

ひろむの猪突猛進を止めるパワーも






俺には何一つない






なのに、こんなにも色んなものを犠牲にして、何のために頑張ってきたんだろうって





ラクロスの神様残酷だなあって





そんなことをずっと考えてた

考えるの嫌になって逃避してた時間もあった

このまま引退してしまおうかなって思ったこともあった






けど、





LINEを見たら帰りを待ってるって言ってくれる19やたくさん身体を気にかけてくれるTR、雑にいじってくるフェイスのみんながいて



インスタ開いたら試合のストーリーや自主練頑張ってる可愛い後輩たちがいて



YouTube開いたらMGが上げてくれた練習や関東の試合動画があって



Zenlyではよクロス編みに帰ってこいってDMしてくるあきとがいて





あと夢で去年の九大戦こうきが決勝点を決めた瞬間を見た



あのゾワゾワって、ベンチにいても自然と涙が、色んなものがこみ上げてくるような、“鮮烈な瞬間”に相応しい、絶対に忘れない瞬間




あの瞬間をまた192021のみんなと味わいたい




そしてたくさん応援してくれる可愛い22にそんな瞬間を経験させてあげたい






だから戻るって決めた






こんな俺を待っててくれるみんなのために






偉大なる4番を背負って再びコートに立つために






そう決めてからの毎日はこの1年で1番肩が軽かった






今まで失った時間をどこまで取り戻せるかわからないけど






最後まで足掻き続けて






結果で示します







最後に



これまで関わってくださった先輩、コーチの方々



自分は、そして22Lizardsこんなものでは終わりません。

これからも引き続き応援よろしくお願いします。



個人的にお礼を伝えたい方はたくさんいますが、まだ終わる気はないのでもう少し温めておきます。





後輩のみんな



22世代

いつも遠くまで応援に来てくれてありがとう。

育成あんま関わってあげられなくてごめんね。

人数は少ないけど、みんな努力家で一生懸命で、素直で、これから史上最強にもなりうる世代だと思います。

とりあえず新人戦応援行きますね。





21世代

今年一年、辛い思いをさせてしまったことが多かったと思う。本当に申し訳ない。

新人戦決勝後本気で悔しがってる姿を見て、育成もっとやりようがあったんじゃないかって猛省した。



今はまだ、伸び悩んでいる子が多いかもしれないけど、そんな経験をした世代は強くなるって尊敬する16,17世代が示してくれたので、きっと君らもいい世代になれると思います。





20世代

個人的に1番思い入れのある世代です。

初めて育成に関わらせて貰って、初めてコーチとしてベンチに入って、あの大変だった中、しっかり新人戦優勝してくれた。

泥んこの中みんなで喜び合ってる姿をLINEで見て本気で感動して涙が出ました。



俺らにはないここぞの爆発力や勝負強さが君らにはあると思っています。

あと少しの間、力を貸してください。




もちろんまだ引退するつもりはないので、個人へのメッセージはまたその時に伝えます。





これまで関わってくださったFOerの皆さん



これまで色んな場所でたくさん対人させて頂いてありがとうございました。

今は試合でフェイスをすることは少なくなってしまいましたが、フェイスをやってて本当に良かったと思います。



特に南山・名城にはたくさん受け入れて貰って、スタッフの皆さんには笛をお願いしてばかりで、本当に感謝しています。ありがとうございました。



これからも名大フェイス陣と仲良くしてあげてください。よろしくお願いします。





そして、大好きな19のみんな



これまでたくさん迷惑かけてごめん。

肝心な時に使えなくてごめん。

だけど、みんなといる時間は本当に楽しかったし、まだ終わらせるつもりは全くない。




目標「学生日本一」




この1年紆余曲折あったけど、今、本気で成し遂げたいと思ってる。





勝って、みんなで抱き合って、コーチを、しゅんやを、胴上げしたい。







もう誰にも期待なんてされてないかもだけど







戻っても居場所はなくなってるかもだけど







もう迷わない








次は東海FINAL vs南山







最高の舞台で最高の相手







敬意を持って圧倒しよう







そして全員で創り出そう







かつてない鮮烈な瞬間を




#4 DF/FO 安藤 慶太


コメント
名前

内容