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2022

soul #3 三谷倖生

こんにちは。OFリーダーの4年三谷倖生です。




はじめに、Lizardsを応援してくださるすべての皆様、そして先日の全学1回戦においてもご支援、ご声援をくださった方々に心より感謝申し上げます。




また先日行われたクラウドファンディングも目標を達成することができました。ご支援いただいた方々にも御礼申し上げます。今後もLIZARDSの発展にご支援ご協力よろしくお願いいたします。





19屈指の変人りゅうせいから回ってきました。まだりゅうせいのことは掴みきれていない気はしますが、本当に頼れる男です。明日も鉄壁のDF陣を引っ張りOFにボールを繋いでくれると思います!




次は副将のあきとです。彼はスカし野郎なのであまり褒めたくはないですが、後輩に積極的にだる絡みしてコミュニケーションとる姿勢常にチームのことを冷静に考えているところ尊敬しています。明日の慶応戦でも1年間チームを引っ張った彼のプレーに大注目です。



どうやって短くまとめようと考えていましたが、みんなに4年間振り返る長い文書くのがこうきだろと言われたので、振り返ります。どうかお付き合いください。






「学生日本一」にとにかく惹かれて入部した。部の雰囲気がよかったことも、パスキャ楽しかったことももちろん理由の一つだけどこれが1番大きい。高校までは野球をずっとやっていて、大学でも野球を続ける気満々だった。その一方で野球ではプロなんかなれるわけないし、日本一なんて目指そうとも思えない環境、ただ惰性で続けちゃう気もしていた。だからこそ、ラクロス部の環境がとにかく輝いて見えた。



入部してからはとにかくラクロス漬けの毎日。今思えばダサい水色ヘッドのクロスを常に抱えてシュー練、壁当てに没頭した。同じ学部のこーすけ、しゅーや、おかむら、あきとらへんと1日に2回秘境行くなんてザラにあった。同期の中ではパスキャは少しできたけど全体としては真ん中よりちょっとうまめかな?くらいだった。でも、そんなものは努力でなんともなるという自信があった。とにかく上手い人に聞いた、いくたんの俊樹さんを何回も質問攻めにした。こうやって練習すればいい、これを目指せばいいと思ったらあとはひたすら練習。鏡の前で素振り、学校でも家の近くでも壁当て、駅のホームでロール、誰かがシュー練に誘ってくれたら必ず飛んでいく。練習でできなかったことはその日家で練習した。グラボ拾ってからパス、ダッチの持ち替え、一回といめん押し込んでからパス。不器用でどれもできなかったけど、自主練の時間でなんとかついていった。特にダッチは酷かった。同期に聞けばわかると思うが野球しかやっていない人にとって意味のわからない動作。でもいろんな人にとにかく聞いた。ますさんにダッチ講座みたいなのもしてもらった。毎日家でラダーもした。そしたら気づいたらなんとか形になった。いくら同期に劣っても、モチベが下がることなんかなかった。自分が1番努力してる自信があったから。自分が1番上手くなれると思ってたから。




1年生の頃は怪我もたくさんした。ランシュー下手すぎて何回も肉離れして、ユース交流戦も前日に膝を怪我して出られなかった。でも、怪我はチャンスだと思ってた。自分を見直すことができるし、個人練習に集中できるからだ。もちろん、怪我しない方がいいに決まってる。けど、その時間を有効に使わないと勿体無い。ちょうど左手のが上手いかもと思い始めたのもそのユースで膝を怪我した時にとにかく左手で壁当て、パスキャし始めたあたりだった。




代替わりしてから最初のab分けでAチームに上げてもらえた。入れるかどうかの瀬戸際にいてたぶんなんとか入れてもらっていた。Aチームの中ではとにかく下手くそでパスメニューだけはギリギリ耐えてるかな?くらい。ワンワンは17の先輩が強すぎるし今思えばよく入れてもらえてたと思う。あおしょーさん、ほそみさんありがとうございました。


他に印象的なのはつま恋。たくさん試合に出れて楽しい一方で、同じチームの細見さん、しょーへいさんが点取りまくって、僕とひろむはごっつぁんゴール決めさせてもらうのは悔しかった。自分で点取れるプレーヤーになりたかった。決勝トーナメントの徳島戦は自分がゴール前2、3回外して負けた。めちゃめちゃ悔しかった。でも泣いてませんよ笑




つま恋から帰ってきた瞬間からコロナが流行り出して部活ができなくなった。みんなと会えないけど、全くモチベは下がらなかった。なんなら上がった。自分の課題は明確だったし、今が関東との差を埋めるチャンスだと思った。壁当てシュー練筋トレをとにかくやった。あおしょーさんとzoom繋げてチェック練もした。最初はライドのチェック上手くなるかな?くらいの感じでやってたが、左のシュートも速くなった。ありがとうございました。それだけ自主練していたのに9月頃に部活再開して練習が始まってもろくろくでは全く存在感を出せずに隅でこーすけしゅーやとろくろくを見ていた。悔しかったけど、あの頃は諦めていた。ますさん、山城さんみたいにダッチきれないし、落としパスすら怪しいし、ランシューも入らないし、そう思ってた。特別大会の南山戦もただベンチにいるだけだった。めちゃめちゃ悔しかったし、南山に勝ったことをぜんぜん喜べなかった。そうしてるうちに17が引退した。この1年の1番の反省は自分の限界を決めてしまったこと。2つ上の先輩は自分から見て遠い存在に思えた。そこで先輩たちに食らいつけなかった。今思えば、抜けないこともないだろうし、周りを見れば2年生から活躍してる人なんてたくさんいる。わぐもそう。後輩たちは今Aにいるメンバーを遠い存在だと思わずに食らいついてほしい。




そうして特別大会が終わって上から2つ目の学年になった。この1年の中で新歓リーダーを務めたことは貴重な経験だった。プレーヤー35人、スタッフ15人っていうかなりの目標を引っさげて始めた新歓。やるべきことは多いし、考えないといけないことも多かったが、とても楽しかった。部員80人をまとめる難しさも知ったし、周りに頼ることの大切さも知った。あとは新入生に部活動について説明するたびに部への想いが強くなった。来年の新歓、かなり大事だと思います。リザーズの未来かかってます。なんでも相談乗るんで頑張ってね!




ラクロスに関して、実力はまだまだだったがOFを引っ張るつもりでいた。しょーへいさんを抜かしたいと思ってた。しかし、いつの間にかただのオフェンスメンバーになってた。ギリギリAにいるわけでもなく、心にも余裕があるはずなのに自分に負荷をかけなかった。甘えていた。オフェンスの反省やミーティングも18中心で進み、もっと我を出していたらと最高学年になって反省した。ラクロスの技術面でも他の人と同じ成長速度でしか上手くなれなかった。チャレンジマッチやリーグ戦での公式戦初得点で少しずつ自信をつけたが、大事な試合ではチームの力になれなかった。特に慶應戦、何もできなかった。チキってシュート打たずに潰されたあの光景は今でも覚えてる。あの時は自信がなかった。



この1年の1番の反省は何かと妥協していたことだ。チーム運営、OF組織にもっと前のめりに関わっていれば、もっとこだわって練習していればと。やりきれてなかったからこそ、自信を持って全学の舞台に立てなかった。




そうして迎えたラストイヤー。


覚悟を決めてOFリーダーになった。



『全学準決勝慶応に負けた後、来年は絶対に学生日本一を達成すると心に決めた

OFリーダーとして名大のOFを引っ張る覚悟も決めた

だから自分にも仲間にも妥協しない

今はお世辞でもエースとは言えないけど

1年後には必ずOFの柱になる

そして味方のやりたいことが手にとるようにわかるOF

1人1人の強みを生かし合えるOFを創って

1年後、駒沢の舞台でたくさんの人と鮮烈な瞬間を共創しよう

「有言実行」

これをラストイヤーの座右の銘にします。どうか厳しい目で見守ってください。』



これは幹部挨拶ブログの最後に書いた文章だ。有言実行を座右の銘にしたのはこれまでの3年間、自分で決めたことをやりきれていない自覚があったからだ。決意と覚悟っていう言葉をあおしょーさんがよく使う。おれはこの言葉にビビってた。覚悟を決めたら、その先に大変な道があるのがわかっていたから。でも覚悟を決めた。そして口だけにならないように有言実行を座右の銘にした。




まずは絶対的な存在になれるようにもう一度個人技術を磨いた。これはラクロス選手としては当たり前のことだ。あとは素振りと腹筋ローラーを代替わり後から毎日続けている。もちろん上手くなるためだが、もう半分はこれだけやったんだと言う自信を持てるようにするため。その成果もあってか、練習試合やスーパーカップで結果が現れたのはかなり嬉しかったし、ホッとした。




次にOFリーダーとして上級OF全員が上手くなる、全員がモチベーションを持って部活に来れるようにする責任を果たそうと決めた。そのためにひとりひとりと向き合った。できるだけ話すようにしたけど正直ぜんぜん足りていなかったと思う。リーグ始まってからはBコーチの方々にまかせっきりになってしまったし。でもじーびーに行くと誰かが必ずシュー練してて、誰かが誰かに教えててっていうそんな光景見るとすごく嬉しかった。




ひとりひとりにもっと頑張ってほしい、もっとやれると思ってるからこそ言葉がキツくなることも多かったし、口で言えないからLINEで伝えて、怖い文章になったこともしばしば。特に20AT軍団ごめんね笑期待してる、ほんとうに。まじ頼むわ。




あとは自分だけじゃなくて仲間に妥協しないのは今年のテーマだった。言葉がキツくなってしまったことにもつながるけど、言い方悪かったこともあったかもしれない。ごめん。でも、おれのこと信頼してついてきてくれたみんな、特にAのOF陣には感謝してます。ギリギリAに上がった数人は特にきつかったと思うけど、食らいついてくれてありがとう。仲間に妥協しないこと、これはまだ名大に足りていないことだと思う。仲間に強く言うには覚悟が必要でその覚悟がある人が少ないから。これからはその覚悟持出る人が増えてほしい。そっちのが絶対に本当の仲間になれると思う。




ここまで偉そうに書いたけど自分はそんなにキャパの広い人間じゃない。だから、おれはみんなのリーダーになりたいけどなれなくていい。誰か数人を引っ張れるリーダーになれればよかった。そうすれば今度はその数人が誰かのリーダーになってくれる。逆におれが誰かのフォロワーになることもある。いつもGBいるこいりょー、パスフォームまだきもいなーとか言いつつ、お前にパワーもらってた。こいりょーはおれのリーダーだったんよ。OFリーダーは1人だけでも、誰かのリーダーには誰にでもなれる。これはプレーヤーもスタッフも意識してくれたら嬉しい。こんなでっかい組織数人のリーダーだけが引っ張っていくなんて無理だ。誰かのその言葉、頑張りが絶対に誰かを動かす。



実際、おれはいろんなところから刺激をもらいまくってました。スタッフ、プレーヤー関わらず練習中にどでかい声出す人、最近だとじーびーで毎日ステップ練してる人とかね。だから、そーゆーつもりで練習も練習外でも動いてほしいな。





ここまで4年間を振り返りました。読んでくださってありがとうございます。まだまだ続きます。幹部挨拶ブログでも書いた通り、僕は「感謝の気持ち」も大切にしてきました。ラクロスを通して出会った人全てに感謝したいです。




新歓で僕を誘ってくれた先輩方


ラクロスからラクロスのこと以外まで19の基礎を作ってくださったいくたんの方々


じーびー、壁、たまには電話でラクロスのこと教えてくださったり、それ以外のありがたい話もしてくれた先輩方


いつも慕ってくれた、元気くれた後輩、


最高にアツイ同期


いつも応援してくださるOBの方々


休日だけでなく、平日も使って僕らの目標を共に追いかけてくださるコーチの方々


大会運営に関わる学連の方々


綺麗なグラウンドを使わせてくれる学校


一緒に練習してくださった社会人やじょらくのみなさん


個人名を挙げるとキリがないので上げませんが出会ったすべての人に感謝しています。


ほんとうにありがとうございました。




ラクロス部に入ってたくさんの尊敬する人に出会うことができました。ラクロス部に入ったことは間違いなく僕の人生において最高の選択です。




最後に明日の慶應戦への意気込みを書いて終わりにしたいと思います。





去年の全学準決勝



何も知らない関東、王者慶應



チームとして手応えはあった



でも大事なのは勝ったか負けたか



どれだけ惜しいスコアでも負けたら意味ない



今年こそは絶対に勝つ



そぶさんたいすけさんが言ってたように10回やって5回勝てる相手じゃない



でも10回やって3回は勝てる相手だ



その3回を明日、名古屋でおれたちが掴み取る



おれらには応援がついてる



顔も知らないのに支援してくださるOBの方もたくさんいる



やれることはやってきた



学生日本一になるための選択をとり続けてきた



おれらならやれる、やるしかない



明日ラクロス界の歴史を変える



最後に一言



こんなこと言うのはキャラじゃないけど



OFはおれに任せろ









BRIGHT

#3 AT 三谷倖生


コメント
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jrtakashimaya
2022-11-19 23:14:43

改行って知ってる?