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2023

幹部挨拶 副将/FOリーダー 河野透


24Lizards副将兼FOリーダーを務めます、河野透です。




まずはじめに、平素より名古屋大学男子ラクロス部をご支援してくださる全ての方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。


新チームが始まって2ヶ月が経とうとしていますが、事ある毎に、今の環境が当たり前でないこと、誰かの支えによって成り立っていることを強く実感します。

特に、あらゆる面から活動を支えてくださるOB・OGの皆様、常に温かい目で見守ってくださる保護者の皆様、貴重な時間を割いてグラウンドまで足を運んでくださるコーチの方々、本当にありがとうございます。


今年度もLizardsは「学生日本一」という目標に向かって、精一杯励んでいきます。引き続き応援、ご指導の程よろしくお願い致します。




少し長くなりましたが、今の気持ちを正直に綴りました。とても拙いですが、次の文章をもって挨拶と代えさせていただきます。



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部活を続ける上で、自分の中で大切にしている言葉が2つある。





「愛し、愛されるチームに」





19世代うららさんの言葉。いつかの理念mtgで、初めてこのフレーズを耳にした時、妙に納得したのを覚えている。


Lizardsを、誰にとってもなくてはならない居場所にしたい。関わりを持つ誰をも魅了し、応援されるチームでありたい。


Lizardsが愛される場所であり続けるためには、まずお互いを尊重すること。常に思慮を巡らせること。目の前のことに真摯に取り組むこと。そして、一人ひとりが誇れる個人になること。

AやB、Fといったラクロスの実力も、PLやスタッフといったポジションも関係なく、全員が同じ名古屋大学男子ラクロス部の一員だということを忘れないでほしい。


今年ラクロス界を席巻した日体・法政は、この言葉を高いレベルで実現していたように感じる。彼らに出来て、俺らには出来ないなんてことはない。





もうひとつ、



「人生を変えるFO」





18世代むぐさんの、soulの言葉。2年前の慶應戦、「学生日本一」という夢の一端を見せてもらった時から、この言葉が自分の4年間のテーマになった。


たった1本のFOが試合の流れを変え、チームに勢いをもたらし、勝利を呼び込む。逆も又然り。忘れもしない10/22、東海ファイナル。23Lizardsの、大好きな20との夢破れた日。自分のたった1回のミスが、試合結果を、人生を左右することを、痛いほど思い知らされた。


これはFOに限ったことではない。


たった1回のBD、セーブが、名大のゴールを守る。1回のGBが、チームに主導権をもたらす。1本のフィード、1本のショットが、相手ゴールをこじ開ける。その中にはきっと、人生を変えるプレーがある。




1回でも多く、人生を変えたと思えるフェイスをするために、何千、何万回とクランプを繰り返す。フォーム、握り方、処理など、試行錯誤しながら、たったひとつの動作にこだわる。


毎日早起きして、グラウンドに赴く。壁に向かい、動画を確認し、またクロスを握る。誰かを誘ってGBでシュー練をする。限界まで筋トレをして、夜遅くに型練の動画をあげる。


重たいタンクを運んで水を汲み、少しでも万全にプレーできるよう知識を蓄え、テーピングを巻く。


スコアを取り、1球でも多く練習できるように時間を削る。効果的な分析を出し、寝る間も惜しんで動画をアップする。




なかには、何のために続けているのかわからない瞬間もあるかもしれない。ただ積み重ねた努力、苦悩した時間があればこそ、人生を変える瞬間はより鮮烈なものになるだろう。





いまだに忘れられない鮮烈な瞬間、




昨年の慶應戦、先制点直後のFO。出番はたったの一瞬だったが、フィールドから見たスタンドの光景は圧巻だった。




同時に、


日本中の注目を集める全学決勝の景色は如何程か、


想像しただけで鳥肌がたった。




歴史を塗り替える最初の瞬間に、あの駒沢のピッチの中央に立っていたい。


21が、22が、23が、OBが、コーチが。関係者全員が顔をくしゃくしゃにして喜んでいる姿が見たい。




覚悟はできてる。

鮮烈な一瞬一瞬を、共に積み重ねよう。






副将/FOリーダー 河野透


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