平素より名古屋大学男子ラクロス部を応援してくださっているすべての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
さりから回ってきました、MFの小池涼です。
さりは一日中研究室に閉じ込められていて過労死寸前のはずですが、部活に来るときはいつも笑顔で周りに元気をくれます。
次は翔です。
彼は間違いなくリザーズの中で一番性格がいいです。
ただ、21世代の中で彼のチェックが一番痛かったです。チェック打つ瞬間だけ人間性が変わるタイプなのかも知れません。
ダイエット頑張ってね。マックばっか食べちゃダメだよ。
自分は4年になるまで怪我とは一切無縁だった。たまちんや光陽、こばこうたちが怪我で苦しんでいる中、自分は大丈夫という根拠のない絶対的な自信がなぜかあった。
6月のスーパーカップ。ジャンシューを打って着地をした瞬間、膝のブレーキが効かないような捻ったような感覚があった。
半月板損傷
すぐに手術しても引退までに間に合わない
そう診断された瞬間の悔しさは今でも覚えている。
これまでずっとやってきた練習はなんだったのか、一体なんのためにここまで自主練をやり続けてきたのか。
一年生の頃から憧れていた開幕戦の舞台に立つことはもうできないのか。
たくさんのことを教えてくれた先輩の努力を無駄にしてしまうのか。
もう同期とラクロスできないのか。
診断された瞬間はやってきたこと全部が無駄だったと思ってしまった。
でもそんなことは絶対にない。
もし入学したときに戻れるとしたら、最後に怪我をするとわかっていてももう一度ラクロス部に入ることを選ぶ。
人が一番喜べる瞬間は目標を実現できたときだと思う。
その目標に対しての積み重ねが大変なほど達成できたときの喜びは大きいし、達成できなかったときの悲しみも大きい。
たまらなく嬉しかったり泣くほど悔しかったりそんな感情をたくさん味わえるのはラクロス部に入れたからだし、その感情は自分を人間として大きく成長させてくれた。多くのことを学ばせてくれた。
元々自己肯定感が低い性格だったけどこの4年間頑張り続けた日々のおかげでだいぶ上がったと思う。
この終わり方に満足はできていないし、未だに悔しい。
それでも本当にラクロス部に入ってよかった。
あとやっぱり部活は楽しい。辛いことも多いけどだからこそ楽しい。
部活後に食べる英吉のラーメンが一番美味しい。
点を決めた瞬間のアドレナリンが出る感覚は最高。特に日体戦のランシューは格別に気持ち良かった。
おもろい人や尊敬できる人、ベラルーシ人と遠距離恋愛してる人とか色んな人に出会えた。
たくさんのいい経験ができた。
先輩や同期、後輩、コーチ、両親、関係者の方々には本当に感謝しかありません。
ここからは余談だけど最近「ありがとうの反対は当たり前」という言葉を聞きました。
本当にその通りだと思います。
当然だけど自分たちが普段何不自由なく部活をできているのは当たり前ではないです。
最初は感謝しているつもりでもだんだんそれを忘れて、当たり前として何も感じなくなりがちです。
グラウンドが使えるのもビデオが上がっているのも照明がつくのも誰かのおかげ。
感謝の気持ちを忘れなければ何かに不満を持ちにくくなるし、よりモチベーションが上がる気がします。
言葉で感謝を伝えるのがもちろん一番大切ですが、最悪思ってるだけでもいいと思います。
感謝の気持ちは何気ない会話だったり咄嗟の行動として現れてきます。
こんな偉そうなこと書いていますが自分はできていたかというと微妙です。反省します。
今週にはfinal4
もうここまで来ちゃった。
嬉しいような寂しいような複雑な心境。
はるきとしょうまとおっくん
来年のリーグで見れるのを楽しみにしているよ。
ここまで読んでくださった方々ありがとうございました。
最後に
偉大な先輩たちですら見れなかった景色を見てみたい
最高の同期と
1日でも長くいられますように
小池涼