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2024

soul #2 西岡勇飛

はじめに、平素より名古屋大学男子ラクロス部を応援してくださっているすべての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。今後とも応援のほどよろしくお願いします。



あやりからまわってきました4年の西岡勇飛です。

あやりはザ・なんでもできちゃう人っていう勝手なイメージです。経験スポーツがソフトテニスと聞いた時はめっちゃびっくりしました、一緒です。



次はもてぃです。

めちゃくちゃ気さくでしっかりした人です。リザーズの会計ほんとにおつかれさまでした。なんでもてぃと呼ばれているかは結局わかってません。





10月20日


最初の失点、自分が1on1負けたところからだった。こういう大事な日のために練習していたのに。そして試合が終わった。



勝ちたかった。負けるつもりはほんとになかった。残ったのは結局後悔だけ。ずっとずっと考えていた引退の時には後悔したくないというのは全然叶えられなかった。



試合の直後これまでの4年間をぶわっと思い出して、スタメンに選んでもらいながらこんな4年間を過ごしてたことに不甲斐なさすぎて、謝りたくても謝れなくて、みんなの顔を見れなかった。そこからはあんまりもう何を考えてたか覚えてない。




20が引退した時そぶさんが言ってた4年生は過程を、3年生以下は結果をという言葉。それを聞いた時なんか心にぐっと重くきた。これまでの3年間を振り返りもう結果を残しにいくしかないと練習した。自主練もいろんな種類した気がする。短距離ダッシュしたり、長い時間走ったり、グラボの練習したり、シュート練習したり。



ただ、ずっとは続かなかった。長くても2ヶ月くらい。結局三日坊主だった。ちょっと前、しょうにグラボ上手いなと思って理由聞いたら毎日200回はグラボしてるとか聞いた時はただただすごいなと思うことしかできなかった。



なんとなく今思うのは覚悟が足りなかったのかな。本気で自分が関東を倒し日本一になる覚悟がなかった。この部活に入ったのは日本一を本気でとりにいく部活だと感じたから、そして自分もその一員になりたいと思ったからなのに1,2,3年生とだらだらと過ごしてしまっていたのは、4年生になっても自分はついていくだけという姿勢が変わらなかったのはそういうことなのかな。なんなら後輩に頼りっきりになったりして。なんかこうして振り返ってみるとどうしようもない4年間を過ごしてたんだなと結構情けない。




ただ、自分の変化も4年間通してあってラクロスを楽しいと思える瞬間が増えた。やっぱりスポーツはできることが増えると楽しいと感じると思うし、それを自分自身も感じることができたから。プレーをどんなに小さなことでもいいから考えて、それをやってみて失敗して、でもたまに成功して。なんなら人が考えてることを聞いて、その人のプレーを見て、できてないやんかって笑って、でもたまにうわっ、すげー、やってみよって思って。4年目は練習中そんなこと思うことが増えた。ちょっと遅すぎたな。



今、引退して何日か経ちました。普通に朝起きて、普通にご飯たべる、普通に寝る。たまに学校行って勉強する。こんな生活してて思うのはラクロス部だけじゃなくて何かに向かって行動している人はすごい羨ましい。やっぱり目標があって、毎日それに向かって進んで、そしてそれが一人じゃないのはすごいことだし幸せなことだなと。それはわかってるかもしれないけどやっぱり心に置いてほしい。そして、存分に味わってほしい。自分もなんか次の目標を見つけないと。




あと、みんなちゃんと上手だよ。いろんな試合で見てて練習では上手くいってたのに、もっと自信持ってプレーすればいいのにと思うことはけっこうあった気がする。ほんとに期待してます。




最後に本気で部活を辞めようと思っていたこともあったけど続けることができてよかった。


ほんとにありがとうございました。







西岡勇飛


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