初めに、平素より名古屋大学男子ラクロス部の活動に温かいご支援・ご協力くださる皆様方にこの場を借りて心から感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご支援の程よろしくお願いいたします。
ひらおから回ってきました、4年MGの松本芙羽です。
割と中盤まで"りぃくん"と呼んでた気がするのですがいつからかひらお呼びになっていました。なんでだろう???あと、ひらおの影響からかたまにわたしも「ふぅ」と表記されます。わたしは「う」を大きく書いて欲しい派なので、みんな間違えないでね。
そして某あべ君率いる幹部陣のいじりが最近はいろんな責任から解放されたおかげで勢いを増しすぎています。次から親近感もってないで助けてね。
次はじんどーです。この2人に挟まれるのはなんかきまずいなぁ、、、、そろそろ仲良くして欲しいところです。2人が教えるBチームも来年の楽しみのひとつです。強いBチーム、つくってね。
じんどーも21三大将の一角でやばいやつみたいな扱いをされる時がありますがとってもいいやつです。「足ムキムキだね!関東ラクロッサーみたいだね!!!」と褒めると「まじ!もっと筋トレ行くわ!!!」とめちゃくちゃ喜んでくれるし、人見知りの私からしたら考えられない程のコミュ力の高さでベラルーシ人の彼女がいます。
あと犬が好き。いつかゆきちゃんとよもぎちゃんを共演させるのが夢です。
さて、東海Finalから一週間とちょっと経ちましたが、まだ心にぽっかり穴が開いたような感覚です。
昨日、最後の朝練シフトを終えて「もうこのグラウンドに練習に来ることはないのか」と思うと、改めて、すごくさみしい気持ちになりました。
そんなセンチメンタルな気持ちでSoulを書いています。
そして真面目なことを書くのはちょっぴり恥ずかしいです。某あべ君あたりに絶対にバカにされます。
考えがまとまりきらず、「せっかくの機会だから思ってること全部書いてしまおう!」と開き直って書いたので、長く、拙い文章になってしまいましたが最後まで読んでいただけると幸いです。
あとももちゃん、遅れてごめんね。
「ふうさんのモチベって何ですか?」
Finalが終わってからあみにそう聞かれて自分が何でこんなにがんばれたのか、振り返る機会がありました。
”人”
わたしのモチベーションはやっぱりそれに尽きると思います。
厳しくも優しい、尊敬できる先輩がいて
大大大大大好きな同期がいて
自分たちが育てなきゃ、と思わせてくれるかわいい後輩がいて
休日返上して指導してくださるコーチの方々がいて
部内外、様々な面からサポートしてくださる方々がいて
そんなLizardsに関わるすべての人達と日本一になりたい
という想いがこの4年間の基盤だったように感じます。
+αで、特に24Lizardsが発足してから、自分が大切にしていた3つのことを記します。
1つ目は、妥協しないこと
「恐らく君たちは慶應ラクロスの歴史に色濃く残るスーパースターにはなれません。それはそうです、今までの努力量が圧倒的に違います。」
2022年慶應大学男子ラクロス部の方の日記リレーの中の言葉です。
衝撃を受けました。そして焦りました。
恵まれた環境にいてもなお慢心せず、桁違いの努力を重ねる人がいる
そしてそんな人と活躍の場を争わなければならないチームがある
そんなチームに勝ち、日本一になろうとしている私たちが妥協していい訳がありません。
妥協なんてしていたら、彼らにすぐに置いて行かれて突き放されてしまう。
マネージャーで言うと、時間管理やメニュー準備のミスで6on6 1本、1on1 1分減らしている暇なんてないし、ミスで動画が撮れなかったと言っている余裕もない、一刻も早くPLに動画を見てもらえる状況を作るべきです。
もてぃも書いていた、うららさんの言葉そのものですね。
マネージャーも勝ちに貢献できる、と言われることが多いですが逆も然りです。
マネージャーの動きが、チームの負けに影響する、そう思いながら妥協せず日々の業務に取り組むことが大切だと思います。
2つ目は、当たり前を当たり前と思わないようにすること
みんなが当たり前だと思っていることは、実は誰かのがんばりによって成り立っていることがほとんどです。
練習やリーグでのグラウンドが確保されていること
派遣で走ってくれる審判の方がいること
部外の各方面とのやりとりが円滑に行われていること
リーグが問題なく進行していくこと
遠征を手配してくださる旅行会社様がいること
部のお金が滞りなく支払われていること
などなど、ここには書き切れないくらいのだれかのがんばりによって成り立っています。
当たり前の基準を上げていくこともとても大事だけれど、これをただの当たり前にしてしまうのは少し悲しいです。(こいけの言っていた、「ありがとうの反対は当たり前」とちょっとかぶっちゃうけど、、、)
だから今年は、私がみんなのがんばりを一番しっかり見ていたいと密かに思っていました。
今まで以上にみんなの発信を見るようにしていたし、ゆりかさんが作ってくださっていた俺の自慢を聞け!アルバムを復活させてみちゃったりもしました。
少しでもみんなのモチベーションになれば、と思って始めたことだったけど、いつの間にかみんなのがんばる姿が逆に私のモチベーションになってくれていました。ありがとう。
3つ目は、目標をもって部活に取り組むこと
LizardsのMG組織は、いい意味で未完成で、やりたいと思ったことをなんでもやらせてもらえるのがいいところだと思っています。
でも逆に、少し厳しいかもしれないけれど、なんとなくマネ業務をこなしているだけでは埋もれてしまう組織です。
だからこそ、何か目標を持って取り組んだ方が、自分の存在意義を見失いにくいし、何倍も楽しく活動できると思います。
ASとしてチームの勝利につながるものを展開する
審判としてルールの浸透に努める
世代を象徴するマネージャーになる
当たり前のことを一番完璧にする人になる
など、なんでもいいと思います。
何か特殊な役割をやらずとも目標を持って極めたことは必ずチームの勝利につながります。
こんな偉そうなこと言っていますが、この4年で全うできたとは言えないと思っています。
東海Final、2Q終了時
イリーガルクロス、アンスポ3分
毎日のクロスチェックで分かっていたことだった
点をたくさん取る選手のクロスが回収されやすいことも知っていた
リーグ、Final4となんとか引っかからずにこれていたことで妥協せず、私がもっとちゃんと声をかけてあげられていたら
前日にあきとさんに言われた「ちゃんと言わないと」の言葉が忘れられないです
冗談のつもりかもしれないし、覚えていないかもしれないけれど
でも、本当に、そうしておけば、相手の2MDで誰かが点を取れたかもしれない
あの3分は私が潰してしまった3分だ
という後悔がすごく大きい
これだけじゃない、他にもたくさん後悔はあります。
後輩達にはこんな後悔してほしくないから
きっとすごく難しいことだけれど、ぜひ自分のなかで大切だと思ったこと、これだけはやるぞと決めたことを継続し、全うする、そんなLizards人生を歩んでください。
ここから、長くなってしまいますが伝えたいひとたちに伝えたいことを。
母へ
家でもほとんど自分のことを話さない娘で申し訳ないです。
それでもあらゆる面で支えてくれてありがとう。
わたしがどれだけ充実して濃い4年間を過ごしてきたか、試合を通してよく分かったんじゃないかなと思います。
最後に、これだけ。
部活人生10年目にしてやっと心の底から言えます。
部活、たのしかったよ
先輩方へ
18、19、20。どの世代も憧れです。
「先輩たちみたいに全国の舞台で輝きたい」「今年のMGは驚異的だね、と褒められる先輩たちに早く追いつきたい」という想いが自分をここまで突き動かしてくれていました。
結果でみせられず申し訳なく思います。
幹部のみんな
上で書いたような「当たり前」をこの1年で1番作ってくれていたのは幹部のみんななんじゃないかと思います。
夜遅くまで続く幹部mtgに各方面への対応、そしてきっと私が知らないところでのみんなのがんばりによって24Lizardsが24Lizardsでいられました。
幹部を引き受けてくれて、役割を全うしてくれて、ありがとう。
おつかれさまでした。
24へ
あまりたくさん関わることはできなかったです。ごめんなさい。
まずは京都カップと新人戦、がんばってください。
そしてそのあとが4年間で一番しんどい時期になる人が多い気がします。
そこを乗り越えた先に「4年間がんばって良かった」と、そう思えている人達を今まで近くで見てきました。
どうか続けてくれるとうれしいです。
23へ
熱すぎるくらいに熱い先輩をもつと、追いかけるべき背中がはっきりする反面、自分たちの熱意が見えにくくなるような気がしてしんどくなる時もあると思います。
でも自分たちらしさを大切に。
22を支えてね、なんて言いません。
22を追い越すつもりでがんばってください。
応援してます。
22へ
文字通り22にはPLもMGTRも1番支えられてきました。
同期に次いで長くLizardsで一緒にいられたのが22で良かったです。
3年間ほんとうにありがとう。
何も心配することはないです。期待してます。
偉大な先輩方によれば期待されたときの人間は強いらしいので。
たくさんの人に大きな期待を寄せられているであろう君たちはきっと強くなるでしょう。
とっても楽しみです。
25Lizardsへ
25Lizards発足から少し経ちますが、どうでしょうか?ORIGIN、すごくいいスローガンだと思います。引退してから朝練に2回ほど顔を出させてもらったけど、22が引っ張る姿にちょっと感動しちゃいました。
私はFinalパンプアップの「あなたにとってFinalとは?」という質問に「絶対に勝たなきゃいけない場所」と答えました。
本来、日本一を目指すわたしたちにとって東海Finalは日本一までの通過点であり、勝つのが当たり前の場所、絶対に勝たなきゃいけない場所です。
でも、できなかった。
それも2年連続。
全国の舞台に連れて行けなかったわたしたちが残せた”結果”は悔しいという感情だと思っています。
Finalが終わって、悔しくてたまらない反面、一緒に悔しがってくれて泣いてくれる後輩をもてたことがすごく嬉しかったです。
でも、この悔しさをただの感情で終わらせないでください。
こんなの無責任かもしれないけれど、この悔しさを1秒だって忘れることなく、25Lizardsが日本一に辿り着くまでの踏み台にしてください。
そして強くなってください、圧倒的に。
東海でどこが優勝するか、そんな議論なんかされないくらい。
21へ
4年間本当にありがとう。
おつかれさま。
みんなのためなら何だってできる、本気でそう思えた4年間でした。
うまく言えないけど、同期がたくさんやめていった中で、この24人が残ったことに意味があると思ってます。
大好きです。
これからもよろしく!!
1年生の春、部活に入る気なんてなかった。
大学の部活はガチすぎると思っていたし、中高の部活でいい思い出なんてひとつもなかったから。
でもキラキラしていて楽しそうな先輩方を見て、ここでならもしかして、と思ってLizardsに飛び込んだ。
結果は大正解。
人生における選択のうち、これだけは絶対正解だと思えるくらい。
でももちろん楽しいことだけではなくて、
絶対に勝ちたいと思った新人戦で優勝できなかった
審判を走るたびに怒られるのが怖くて、自分のジャッジに自信が持てなくて
練習試合でも前日からめちゃくちゃ緊張して、ミスしては落ち込んだ
どんどんたくましくなってく同期MGTRを横目に、「あれ?わたしだけ何もできてなくない?」と焦った
2023年東海Final決勝
入部して初めて全国大会出場を逃し、自分の慢心を恥ずかしく思った
「あやさんみたいなマネリになりたい」
そう意気込んで選択したマネージャー。その希望が叶わず、自分の中の目標がひとつなくなって、これからどうすればと思い悩んだ
代替わり後、負けが続いて
先輩達が創りあげてきてくださった「強い名大」を崩してしまうんじゃないか
そんな不安と申し訳なさに苛まれた
病院実習でなかなか練習に行けない間、自分がいなくても回っていく部活
「なんだ、わたしいらないじゃん。」なんて思った
たくさんの瞬間に、自分の力のなさや情けなさに絶望して、勝てない悔しさに涙を流して、心が折れてしまいそうになった。
それでも、
フィールドを生き生きと駆け回るみんなが心の底から誇らしかった
後輩の成長が自分のことのように喜ばしかった
誰かの活躍を見て自分のことのようにわくわくした
けが人の見学する姿を見て悔しく思ったし、復帰が嬉しかった
たくさんの瞬間にみんなといろんな感情を共有できた。
そんな4年間は私の大学生活そのものだし、ずーっと続いて欲しいと思うくらいに幸せでした。
ほんとうにありがとうございました。
Lizards 愛してます。
松本芙羽