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2024

soul #10 神道凌也

まず初めに、24Lizardsを応援してくださった・サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。25Lizardsもよろしくお願いいたします。




4年MF、もとい、SSDMの神道です。




ふうから回ってきました。彼女はとてもノリが良いです。彼女がいると場が盛り上がります。沖縄旅行が楽しみです。沖縄旅行では泣かないでね。あとそろそろ前回のファミ飯のお金、一緒にでんでんに返そう。




次は我らがつばたんこと伊藤翼です。彼とは試合前によくご飯に行って心境などを語り合いました。そんな彼が書くソウルが楽しみでなりません。あと彼はゴーリーをやっていますがとても足が速いです。足が速いのにゴーリーをやっています。





本題に入ります。






「何の為に部活やってんだろ」



地元の友達、周りの大学生、辞めていった奴ら、楽しそうにしているそいつらを見て何度も考えた。そいつらの楽しそうな姿を見て悲観的になって何もしてなかった。

行動しない言い訳ばっかだった。課題多いから。バイトあるから。実家勢だから。




課題多くてもバイトがんばってても実家勢でも、自分より努力している人なんていくらでもいるのは知っていた。




今思えばラクしたいだけだった。そこら中に転がっている言い訳の種に甘えて、これまで何もしてこなかった自分のせいにして、これからもがんばらない自分を正当化していた。






何が転機だったのかはっきり思い出せない。色んな人の引退ブログの影響かもしれないし、スラムダンクを読んだことかもしれないし、つま恋で三大将が結成されてそれまで溜めこんでいたネガティブを吐き出せる場所ができたことかもしれない。




分からないけどここで辞めたらなんか勿体無い気がした。どうせ辛いなら、楽しそうにしてる奴らでは想像できないような四年間を過ごしてやろうと思った。






壁に行って筋トレして動画反省して、少しでもできることを増やそうとした。本当にちょっとずつだったけど。でもその「ちょっと」が大事だった。



昨日の自分より1ミリでも新しいことができるようになって。褒められて。自信がついて。また挑戦する。



そんなサイクルの中で辛いだけだった部活との向き合い方が変わってきた。辛いだけだったラクロスを楽しく感じるようになった。

「好きこそものの上手なれ」って云うけど、上手になる方が簡単なこともある。かも。


いつ部活に対する向き合い方を変えるかが大事。研介さんに言われた言葉。皮肉にも向き合い方が変わってやっと意味が分かった。






真剣に部活と向き合うほど、自分の課題が無限に見つかった。時間が足りないと思うことがたくさんあった。もっと早く気づいてればと思うことがたくさんあった。




でもそんなことはどうでも良くて、本当に気にするべきことは、今ある環境で何をするかってことだと気づいた。

大事なのは変えられない事実に責任転嫁しないことだと気づいた。




電車の中でも課題はできるし睡眠時間も稼げる。そしたらバイト後でもジムに行けるし、インターバルで論文読んだり動画反省したりインスタで発信もできる。

始発が無くて練習に間に合わなくても、朝ちょっと早く起きて自転車で行けば間に合う。




そう思って続けていたら、授業が増えても院試があっても研究室があっても、その環境の中でラクロスのためにチームのためにやるべきことを最大限できるようになった(と思ってる)。




これはプレイヤーもスタッフも一緒。毎日自分がチームのために何が出来るか考え続けて行動する。

元々全員に存在意義があり得るはず。その存在意義を示せるかは自分次第。とにかく考えて行動に移す。






できて当たり前のことばかりだけど、やり続けていくには辛さが伴う。



でも辛さから目を背けて負荷から逃げてちゃ何も生み出せない。



後輩たちに伝えたいことがある。



“辛い”は自分の実力不足ゆえに感じるもの。



”辛い”は現状の実力を知るための大切な指標。



だから”辛い”はチャンスだと思え。



未来の自分に言い訳する隙を与えるな。未来の自分に甘えさせるな。



目先のラクな選択肢に惑わされるな。ラクしたいだけの弱い自分を支配しろ。



その”辛い”が当たり前になるまで向き合って、”辛い”の基準をアップデートし続けろ。






さて、結局四年間で何を得たんだろう。



試合を見た友人たちが、戦っている姿に感動したって言ってくれた。



開幕戦のブレイクを見た人たちが記憶に残るゴールだったって言ってくれた。



俺のプレーを見た色んな人たちがSSDMの固定観念が変わったって言ってくれた。



楽しかったことも辛かったことも一緒に乗り越えてきた仲間ができた。



そいつらと作った沢山の思い出ができた。



自分のことを誇れる個人として認められるようになった。





「何の為に部活やってんだろ」




今なら自信を持って答えられる。





p.s.

この場を借りてお世話になった人たちにお礼を言わせてください。もう飽きた人は読まなくてもいいです。

コーチの方々。最後まで一緒に戦ってくださりありがとうございました。

先輩方、特に19の先輩方、色々ご迷惑をおかけしました。ずっと色々反省してます。少しでも成長したって思ってもらえたら嬉しいです。

幹部陣。苦しかった時期も見えないところで必死に戦っている姿を感じてこいつらについていこうと思えました。ありがとう。お疲れ。

諭と翼(あとりぃも?)。DFに呼んでくれてありがとう。二人のおかげで自分が活きる道が見つかりました。りぃもがんばってたね。

かなたとゆうき。二人とSSDMできて良かった。二人と切磋琢磨できたから辛いこと乗り越えてここまで来れた。ありがとう。

まりさ。いつもしてくれるコメントが筋トレのモチベでした。これからも熱さマシマシでがんばってね。ダブルまなかもがんばって笑。

こいりょうとこうよう。一番辛かった時期を乗り越えられたのは三大将があったからです。ありがとう。

ディアナ。せっかく日本に来てくれてるのに寝てる隙に勝手に出かけてごめんなさい。ラン企画とか壁企画とかやってました。長い間応援してくれてありがとう。

父と母。色んなサポートをしてくれてずっと助かってました。遠征代を出してくれたり、帰りが遅くても防具洗濯して朝練までに乾かしてくれたり、リーグもほとんど全試合応援来てくれて。ありがとう。

最後にユキちゃん。今ではLizardsでは知らない人がいないくらい有名犬になったユキちゃん。ずっと癒やしでした。結局ユキちゃんにグラボもクリアの速さも勝てなかったのが心残りですが。リーグも暑い中応援来てくれてありがとう。





p.s.のp.s.

ここまでめちゃくちゃ偉そうに語ったけど俺らは負けました。結局今思えばもっとできることあったなって気持ちになってます。

これを後悔で終わらせず反省に昇華させられるように、四年間で考えていたことを恥を忍んで残すことにしました。

結果を残せなかったこのマインドが正しかったのかどうかはともかく、これを読んだ後輩にとって反面教師としてでも意味のあるものになったら嬉しいです。




応援してます。




以上。







神道凌也

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