初めに、日頃からLizardsの活動を支えてくださっているOBGの皆様、保護者の皆様、その他関係者の皆様にこの場を借りて心から感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。
つばさから回ってきました、4年TRリーダーの大橋莉子です。
つばさは最初に少しと最後の2年間と長い期間私が担当していたプレイヤーです。振り返ると最初から比較的体重も安定していて担当していて困ることはあまりないタイプだったなと思います。あとは今と2年のときの2回ファミが一緒です。今のファミは今度やっと第1回が開催されます。私もつばさも盛り上げ役タイプではないと思うので少し不安です、頑張ろうね。
次はゆなです。今年1年一緒に幹部として頑張りました。とてもしっかりしていて色々頼りすぎていた1年で感謝しかないです。ゆなは私にとっては色々と話しやすくて気を遣わないでいられる存在だったのでマネリーダーとして一緒に幹部でいてくれて本当に心強かったです。ゆな、ありがとう!
ここまでのみんなのsoulが本当に上手でその人らしさが詰まった心に響く文章ばかりでした。
文章を書くのが苦手な私は、幹部1発目というのも重なり、読めば読むほど自分は何を書こうか上手く書けるのだろうかということで頭がいっぱいでした。
まとまりのない長い文章になっているかと思いますが、どうか温かい目で読んでくださるとありがたいです。
1年生の頃はとにかく部活に行くことが楽しくて仕方なかった。
テーピングやアイシングはやればやるほど成長を感じることができて自信に繋がったし、自分の存在が少しずつ役に立てるようになっていくことが嬉しかった。シフトではない日も部活に行きたいと思うほど部活が好きだった。
新人戦後にたくさんの同期が辞めても、自分も辞めたいと思うことはなくて、トレーナーとしてもっと成長したい気持ちの方が強かった。
上手くテーピングができなかったり自信がなくて率先して巻きに行けなかったときは悔しくてテーピングの動画を何回も見直したり、家で自分や親に巻いて練習した。本も買って少しでも上手くなれるように勉強した。
トレラインの返信ひとつも、例えプレイヤーからのリアクションや返信がなくても、プレイヤーが読んだ時に少しでも頑張ろうって思えるように伝え方を工夫して送った。
育成担当のときは後輩に教えることやまとめることの難しさを感じて悩んだり、付き添いで行った山中湖の帰りにバスで泣いたり、しんどいことも多かったけど、それでも責任をもって育成をすることに自分の存在意義とやりがいを感じて楽しかったし、新人戦で成長した22TRを見て感動して頑張って良かったなと思った。
壁にぶつかっても必死になって向き合えば成長できて自信につながっていくことが嬉しかった。
この先もっと成長して必要とされる存在になって楽しい部活生活を送っていくと思っていた。
19の先輩方が引退して、本来より一年早く21がTRの最高学年になって、私がTRリーダーをすることになった。
20の中に混ざって幹部をすることも、TR組織を引っ張っていくことも、まだまだ力不足の自分にできるかという不安はもちろんたくさんあったけれど、これまでみたいに必死に頑張ればきっと私もなつきさんやすずはさんみたいに立派なトレリになれるはずだと信じていた。
だけどTRリーダーになってから自分のダメなところばかりに目がいくようになった。
周りを気にしてしっかり意見を言えない自分
リーダーシップのない自分
プレイヤーのためになるTR組織を作りきれない自分
トレーナー1人1人の思いにちゃんと気づくことができない自分
自分の不甲斐なさばかりを感じるようになって一気に自信をなくした。
何をどうやって頑張ればいいのかわからなくなった。
そして、楽しいと感じていた部活がしんどいものになった
初めて部活を辞めたいとも思った
部活のことを考えるのもしんどくなって向き合わずに逃げてしまった。トレリとして責任を感じているなら絶対に逃げちゃダメだったのに。
だから1年前のFINALで23Lizardsが負けたとき本当におこがましいけど
自分のせいかもしれない
と思った。
20の先輩方に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
本来より1年早くトレリになったからと心のどこかで甘えて、自分の弱さから逃げて、トレリとしてプレイヤーのためにやりたいと思っていたことをやりきれなかった。
頑張り方が分からなくてもしんどくても、それでももっと根性強く弱さと向き合ってとにかく考えて行動することを続けていれば、何かが変わったかもしれない。
そんな後悔を抱えて、代替わりして、私は2年目のトレーナーリーダーになった。
自分が2年目もリーダーをしていいのか、と悩んだ時期も正直あった
リーダーの器がないことも、自分の弱さも分かっていたから
もっと情熱に溢れるさくらや、みんなの思いに気づいて支えられるまこの方がいいと思った。
だけど同期のみんなにラスト1年のトレリを任せてもらったから
今度こそはどんな壁にぶつかってもやりきろう
そしてトレーナー全員がプレイヤーに貢献できる強いTR組織にしよう
と心に決めた。
わたしは全てを背負って引っ張るリーダーになれるタイプじゃないことが1年目に分かってしまったので
プレイヤーのために"みんな"で進んでいくTR組織を作ろうとした。
プレイヤー1人1人をもっと知りたくて、フィジカルや増量、怪我への意識についてアンケートをとったり
トレーナーのみんなが感じていることも知りたくて、毎月のトレmtgで1人1人に話してもらう「最近気になること」に対して、できる限り丁寧に向き合おうとしたり
(そのせいでmtgの時間が長かったのはごめんなさい)
自分の存在意義をトレーナーのみんなが感じられるように、小さいことでもなるべくみんなに相談して意見を聞くようにしたり
たいしたことはできていないけど
とにかくやるべきだと思ったことを1つでも多く行動に移すようにした。
23や24のメンバーが新しいアイデアや意見を言ってくれるようになっていくことや、学年関係なくみんなの力でTR組織全体が成長できていると感じる瞬間が嬉しかった。
去年よりもちょっとずつだけど、自分なりに頑張れている気がしていた。
だけどやっぱりFINALで名城に負けたとき感じたのは後悔だった
部活と、看護の実習と、助産の進路に進むための受験勉強と入試の両立をしなければいけなかったこの1年
必死にやった"つもり"でいたけど
うまく両立できていなかった。
特に実習が続いた5月〜7月や、入試が続いた8月下旬〜9月に、部活が疎かになっていたのは分かっていた。
正直本当に忙しかったけど、でも時間が全くなかったわけじゃない。
少しでも息抜きとしていた時間を減らせば
集中して記録や受験勉強を終わらしていれば
きっとLizardsのために使える時間はもっと作れたはずだった。
TR組織を強くしてプレイヤーにもっと貢献するためにできることはきっとあった。
後悔を感じたということは
必死な"つもり"だっただけで
限界までやれていなかったということだ
名城との点差が開くなか撮影担当だった私は応援の声を出すことも許されなくて
みんなの力になれないもどかしさでいっぱいで
これまでにもっとみんなの為にできることがあったのに
忙しさに甘えて
何もしてあげられてなかったと
後悔することしかできなかった。
試合が終わった瞬間
これまで経験したことないくらい
一気に涙が溢れて過呼吸になるくらい泣いた。
悔しさも寂しさももちろんあったけど、自分自身への後悔も多分大きかった。
1年前はリーダーになったのが通常より1年早いことに甘えて
今回は実習や受験の忙しさに甘えて
同じような後悔をしてしまった。
後輩のみんなにはこんな思いを絶対にしてほしくない。
だからどうか甘える理由を見つけるのではなく
自分が胸を張れる選択をして欲しい
後悔するのは
そのとき自分が甘えていることを自覚しながら
後ろめたいと感じる楽な道を選択してしまったときだと思う
こんな私に言われてもできてないくせに偉そうにと思うかもしれないけど
みんなには4年間の最後に笑顔でやり切った!!と思って欲しいから。
それと
自信をなくした私がこの1年"つもり"だったかもだけど、頑張れたのは
確実に仲間の存在が大きかった。
辛いとき、しんどいとき、頑張れないとき
そんなときこそ周りにいる仲間の存在に目を向けて欲しい
自分の思いを受け止めてくれる人
助けるよと優しく手を差し伸べてくれる人
大丈夫?と気にかけてくれる人
たくさんの頼りになる仲間がいるはず
1人で抱えこむのではなく
一緒に乗り越えてくれる仲間に頼ってほしい。
責任の伴う役割が任されたとき
自分が全てをまとめて頑張らないとと思うかもしれない。
1人で背負う方がもしかしたらかっこいい姿かもしれないけど
周りにこんなにもたくさんの仲間がいるんだから
お互いに頼って助け合えることだって大切なことだと私は思う。
最後に1つ
楽しむ気持ちを忘れないで欲しい。
こうやって振り返ってもやっぱり1.2年の頃に感じていた純粋に楽しむ気持ちは大切だと思う
楽しめているときは、大変なことがあってもそれを乗り越えることに楽しさを感じられた
担う責任が増えると
どうしても"しなければならない"と思ってしまうことが多くなる
それは多分避けられないこと
でもそんなときこそ、この状況を楽しむためにどうしたらいいかな?って考えられたら良かったなって
よく4年間を振り返って「最初はただ楽しいだけだった」とか書かれるけど
楽しめることって本当に最強だと私は思います
長くなりましたが最後に感謝を伝えたい人たちにこの場で書かせていただきます。
両親へ
夜遅くのmtgのときにも暖かい夜ご飯を食べられるように準備してくれたり、1番しんどかった時期にたくさん支えてくれたお母さん
朝練のとき朝早くに眠い目をこすりながら最寄りまで車で送ってくれたお父さん
ほんとに4年間ありがとう。
家族の存在がなければ4年間続けられていなかったと思います。
FINALの日に母から送られてきた4年間本当によく頑張ったねというLINE、嬉しかったよ。
TRの先輩方へ
先輩方のようにかっこよくて頼られるTRに、TRリーダーになりたくてずっとずっと憧れでした。
まこやさくらのように直接自分から伝えにいくのが私は下手だったので伝わりきっていたか分からないけど本当にずっと尊敬しています。
幹部へ
代替わり後に毎週のように日付が超えるまでやったmtgが懐かしいね
実習などでmtgに参加できないことも多くて私が幹部の一員として役に立てていたか分からないけど、みんなの一生懸命な姿や頼もしくなっていく姿を見て自分も頑張らないとと感じることがたくさんありました
このメンバーで1年間頑張れて良かったです、ありがとう
TRの後輩へ
24のあいぴょん、さくら
2人が入部したタイミングで実習になってしまってほとんど育成に関われなくて本当にごめんね。
リーグのときに2人がテキパキ準備や片付けをしている姿やテーピングをプレイヤーに巻いている姿を見て、ここまでたくさん頑張ったんだなと感激していました。
ここからしんどいこともあるかもしれないけど、2人で力を合わせて一緒に乗り越えてほしいです。新人戦応援に行くから頑張ってね!!
23のあい、あみ、まなか、ひのほ
この1年で後輩を育成する立場になって見違えるように成長したなと思っています。実習が終わってひさしぶりに部活に行った時に成長に感動したのをすごく覚えています。この4人が22を支えてくれるならもう大丈夫だなと思ってるよ
4人みんなが個性に溢れていて、プレイヤーのためにしてあげたいと考えていることがたくさんある学年だなって思っているので、ここからの成長もとっても楽しみです!!!
22のまなか、まりさ
2人には感謝をどれだけ伝えても足りないくらい感謝しています。
頼りない私をたくさん助けてくれて、率先して動いてくれて、本当に本当にありがとう。2人がいなければこの2年間やっていけなかったと思っています。
しっかりしている2人だけど、だからこそ抱え込みすぎずに、周りを頼って、息抜きしながらね
困ったことがあったらいつでも連絡してください
2人が作り上げるTR組織が最高に楽しみです!
FINALのあとのみんなからの言葉で、自分も少しはみんなを引っ張れていたのかななんて思えることができました
みんなとTRをできて幸せだったよ〜
TR同期のさくら、まこへ
私にないものをたくさん持っていて、自分も2人みたいになりたいと思っていました
特にこの2年間はみんながそれぞれ大変な思いをしながらだったけれど、この3人で頑張れて最高に楽しかったです
それと頼りないリーダーでごめんなさい、たくさん支えてくれてありがとう
だいすきだよ!!
21へ
4年間本当にありがとう。
個性に溢れていて、変な人ばっかだななんて思うこともあるけど、この24人だから頑張れたし、少しでもみんなのためになりたいと思えました。
この24人で最後まで頑張れて本当に良かったです。
みんなと楽しいことも、辛いことも、本当にたくさんのことを一緒に走り抜けた4年間はかけがえのない宝物です。
本当に4年間ありがとうございました。
これからのLizardsもずっと応援しています!!
大橋莉子