Soul
24Lizards 主将を務めました、吉川紘生です。
Lizardsに関わるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
これまでLizardsという素晴らしい組織を創り上げてきたOBOGの皆様、温かく応援してくださる保護者の皆様、そして様々な形でご支援をくださる関係者の皆様、本当にありがとうございました。
Lizardsに入って良かった!と思ってくれる部員が、これからも増えていくように、今後はOBとしてチームを応援していこうと思います。
これからも変わらぬご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
副将のとおるから回ってきました。
とおるはいろんな雑務をはじめ、七帝戦の運営、
部員(特にスタッフ)に対してズバンと言う、嫌われ役を担ってくれました。
副将の二人は本当に完璧な役割を果たしてくれたと思っています。ありがとう。
完璧人間のように思われる彼ですが、宅配ボックスや傘立ての暗唱番号を忘れてしまって無限にカチカチ試行錯誤する、おっちょこちょいで可愛い一面もあります。
これからは、彼のイメージアップに貢献していこうと思います。
次に紹介する人がいないので、何を書こうかなと思っていたんですけど、
24が京都カップ優勝していました。
おめでとう。
新人戦も楽しみです。絶対優勝してね。期待しています。
僕自身、プレイヤーとしては「優勝」を経験せずに引退してしまったので、少しうらやましいです。
同期のソウルはまだ読んでいません。
一番最初のたなしゅんのと前回のとおるのは読みました。いいソウルでした。
みんなのソウルは、卒業まで期間に少しずつ読んでいこうと思います。
楽しみなことは後に残しておく派です。
本題にはいります。
僕は、リーダー経験がほとんどない中、1年間主将を務めました。
リーダーとして何が足りないか、どうすればついてきてくれるか。悩み続けてきました。
なので、チームをまとめる存在になる人へ向けて、soulを書きたいと思います。
温かい目で見てください。お願いします。
「主将」
この言葉にどれだけ苦しめられたか。
代替わり初期の頃、覚悟はしていたつもりでしたが、自分が主将であるという実感がなかなか湧きませんでした。
Lizardsで4年間を過ごしたからこそ、この組織の偉大さ。
上級生になり、Lizardsのことを知れば知るほど、自分にかかる期待や重圧の大きさ。
自分が「Lizardsの顔」となり、引っ張っていく役割。
過去の偉大なリーダーたちと肩を並べる、あるいは超える存在になれるのか。この問いが何度も頭をよぎりました。
リーダーになろうとする人なら、一度はこのような不安に駆られることがあると思います。
僕の考え方、あくまで一例ですが、
僕を信じて主将を任せてくれた同期や先輩、後輩、そしてコーチたちに対して失礼だということ。
まだ日本一を達成していない以上、この部に真の正解はない。
自分が信じた道やリーダー像が正解かもしれないこと。
だから僕は。「堂々とする、やるしかない」と覚悟を決めました。
少し気持ちが楽になった。一歩進んだ気がしました。
次期リーダーに伝えたいのは、自分が信じた道を堂々と進んでほしいということです。
同期が自分をリーダーに選んでくれたのだから、自分がリーダーで正解だった。最適解だった。と思われるように。
自分がこのチームにとって必要だと思ったことが、日本一達成の要因だった。と思わせるように。堂々と、ひたすらに走ってください。
その走る姿勢が、周りを突き動かす「あなたのリーダー像」になると思います。
僕は、この組織で堂々とすることはめちゃ難しかったです。
頑張ってください。
「考え続けろ」
最初の幹部紹介でも言ったこと
主将には明確な役割がないと思っています。Lizardsに関しては。
「勝てる強い組織にして、日本一に導く」という抽象的で困難な、使命はある。
他の幹部は、メニューを考える、シフトを決める、スケジュール調整する、外部とのやり取りをする。
明確で具体的な仕事があった。
仕事を割り振るのは上手かったので、みんなに任せて、少しサポートする程度でよかった。
大きく長く続いてきた組織なので、インフラは整っているし、役割分担もしっかりしている。
もともとある仕事。
これを続けていれば、組織が崩壊することはないし、
リザーズに貢献できている。
存在価値を感じられる。
素晴らしいことです。これは。
でもリーダーである以上
この部活にいる以上、目標である日本一を達成できていない以上
成長させなければならない。
こなせば、満足感を得られる
ある種の「逃げ道」に耽ることなく。
もっとよりよいやり方はないか。
できることはないか。
方向修正すべきところはないか。
リザーズの大きな一歩となりそうなことを考え、実行しなければならない。
そして、一つのモデル、サンプルとして伝えていかないといけない。
考え続けた。
誰よりも。
次期リーダーのみんなは
「常に考え続け、挑戦する存在」になってください。
どれだけ壁にぶつかっても、どうにかして乗り越える姿を見せ続けることで、リーダー自身が「進化し続ける存在」となり、周りもその姿に触発されて共に歩んでいく。
常に考え、試行錯誤し続けたリーダーは、最終的にチーム全体の「可能性」を広げていく存在になると思う。
「じゃない方主将」
実力がない方、だけど主将でした。
2年のころから試合に出て、大活躍し続ける同期
上手くて神セーブできる後輩がいる中で、自分は結果が出せない。
翼を4Q出した方が勝てるやん。
リザーズの将来を見据えて、涼平が出た方がいいよな。
自分の存在価値が分からなくなった。
けど、
平凡な主将だからこそ、
自分が成長する過程、努力の姿勢を部員にみせようとした。
ラクロスもそうだし、人間的にも。
実力や威厳で人を導くのではなく、
みんなの背中を押すような、原動力となるような主将
とおるが言っていたように、リザーズで一番の大クソ野郎が
主将として成長する過程を。
へたくそな俺が、一番に努力する姿を。
みんなが平等に頑張れる、努力の方法で。
先輩から、「成長したね。」「人間的に深みが出た。」「大人になった。」など、いろんな誉め言葉をいただいた。
うれしかった。
ラクロス面は置いといて、人間的には成長できたんじゃないかなと思っている。
「ここ数年で一番伸びたチーム」
OB会でジャパンさんをはじめ、いろんな先輩に言われた。
吉川紘生という人間、21みんなの成長が
後輩たちにもつながり、組織としてまとまって
チームの伸びにも表れた。
これが、「AWAKE」ということなのかなと思う。
24Lizardsが掲げた「AWAKE」
このスローガンはまっとうできたかな。
伝えたいことは一旦以上です。
まだまだあるので、後輩のみんな僕ともっと話しましょう。
暇なので、いつでも待ってます。
最後になりますが、
家族へ
好き勝手やらせてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。
コーチの方々へ
頼りないところばかりで、ご迷惑をおかけしました。
背中や言葉で示してくれました。本当にありがとうございました。
特に、そぶさん
そぶさんの言葉が、僕たちを導いてくれました。
これからもLizardsをよろしくお願いします。
先輩方へ
Lizardsを創ってきてくれてありがとうございます。また、悩んでいる時にアドバイスくれて、本当にありがとうございました。いっぱい飲みましょう。
後輩たちへ
1年間ついてきてくれてありがとう。
Lizardsでの4年間はかけがえのない、素晴らしい僕の「財産」になっています。
みんなはこの「財産」をより濃密なものにしていけるように、がんばってください。
期待しています。
同期へ
4年間ありがとう。
主将を任せてくれてありがとう。
支えてくれてありがとう。
これからも、一生遊ぼうね。
けんぞーへ
悩むことがあるかもしれないけど、周りの人に頼るんだよ。いつでも話聞くよ。
部員一人一人に誠実に向き合って、
けんぞーは、けんぞーなりの導き方で、頑張ってね。
期待しています。
「なぜ日本一になりたいのか。」
僕にとっての答えは、
「自分が『最高』だと思ったチーム、Lizardsを『最高』だと証明するため。」
いいチームはそこそこあると思う。
試合に勝つことで、その中で一番に。
成長させてくれた、大好きなこのチームを
東海で勝って、東海でナンバーワン
日本一になって、日本でナンバーワンの
真の『最高』のチームに。
みんなが達成してくれることを願っています。
本当にありがとう
Lizards
24Lizards 主将 吉川紘生