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2024

幹部挨拶 主将 前田賢蔵

25Lizards主将を務めます、前田賢蔵です。



日頃より名古屋大学男子ラクロス部を応援、ご支援していただいている皆様に心より感謝申し上げます。これからも引き続きよろしくお願いいたします。






言いたいことがたくさんあって繋げるのが難しかったので、話が途中で変わるけど頑張って読んでください。




『学生日本一』

この言葉に惹かれて入部した。


19世代が東海Finalで圧勝して全学で戦っているのを見て、自分もそうなるイメージしかなかった。というか全国の舞台で慶應と戦って、自分がどうやって点決めるか想像してワクワクしていた。


でも自分が試合に出たこの2年間は、東海Finalで負けて一度も全国の舞台でラクロスをしていない。一年生の時の自分からしたらありえない状況である。


日本一を目標に掲げているチームが全学に出場せず、地区予選で負けている。

今でもその結果を忘れてラクロスをしたい自分がいる。みんなもそうなんじゃないかな。



なぜ負けたのか。


恵まれた環境に甘えていた。



部活をするのを支えてくれている親がいて、OBになっても現役を応援してくれる方々がいる。

A、B、Fそれぞれに複数人のコーチの方々がいて、練習に来てなんでも教えてくれる。俺らが知らないところでどう育成したら強くなるか、時間を使って考えてくれている。

上手い選手ばっかのOPECやA2と何回も練習できている。

人工芝のグラウンドがあって、基本いつでも使えるGBがある。



言い出せば、いくらでも出てくる。こんな恵まれた環境でラクロスができていることをわかっているだろうか。




多くの時間を使って練習しているからなのか、全国で戦ったOBがコーチにいるからなのか、今も強い名大だと勘違いしていないか。

今の名大って他大学からしたら何の脅威もないよ。

俺らは弱い。




でも幸いなことに、俺らにはまだ時間がある。

上手くなるチャンスがある。結果を残せる機会がある。

もっと貪欲になれる。もっとこの環境を生かせる。

やりつくそう。






勝つために何かを変えなければいけない。


そうやって決まったのが『Origin』というスローガンである。


先輩方が残してくれたことに加えて、新しい事に積極的に挑戦して、新たなLizardsの歴史の起源になるという意味が込められている。その試みが結果として成功に終わるかはおいといて、良いと思ったらやる。失敗したら来年23で修正してくれ。

組織としてこの方針で進めていくけど、個人でも去年の自分から成長するために今やっていることを見直してほしい。とにかく試そう。




スローガン決めでは22の思いが聞けて嬉しかった。


「他大学から恐れられる存在になって、東海を圧倒して、全学出て、歴史に名を刻む。」



これが22世代の作りたい25Lizardsの理想像。

勘違いしないでほしいのは、今はあくまで理想像であるということ。新チームになったら誰でもこういうことは口に出すと思う。これを理想じゃなくて現実にしないといけない。



大事なのは目標を常に意識すること。こんなことみんなわかっていると思うけど、実際それが非常に難しいことなんだとここ2年間で嫌なほど感じてきた。


やっぱどうしても緩んでしまう時がある。これではダメだと思っていても行動できない時がある。


だから全員が「常に」目標を意識し続けるのは本当に難しい。




じゃあどうすればいいのか。



そこで組織であることの意味が出てくると思う。


目標や理念を意識できていないやつがいるなら、意識できているやつが指摘すればいい。自分より頑張っているやつを見つけたら、それに負けないように行動すればいい。


実際俺は他の22がちゃんと自主練をしていたから、やらないとって思ったことが何回もあった。情けないけどね。




そうやって高め合っていくのが組織として活動している意味だと思う。

1人での自主練だけじゃなくて誰かを巻き込んで練習したり、インスタで発信したり、刺激が欲しいなら武者に行くだとか、色々方法はある。


これをみんなでできたら強い組織になっていく。





俺ははまだまだみんなの事を知れてなくて、そうやって刺激し合える関係になれていない。だから主将としても、1人の部員としても、積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思っている。

とりあえずみんなの恋バナ聞かせてね。





東海Finalで負けた後、ほのかが言っていたことがすごく悔しかった。


名大よりスタッフが圧倒的に少ない名城に負けて、無力さを感じた。マネトレの存在意義がわからなくなった。


こんなことを思わせてしまった。とにかく悔しいし、情けない。

マネトレは一緒に戦っているメンバーだけど、最後コート立って結果を残せるのはプレイヤーだけ。これはコーチとか応援してくれる人達にもできないことであって、俺らの特権とも言える。

じゃあ俺らが死に物狂いで結果残すしかないよね。






一年後、全員の力で勝ったって胸張って言いたい。


先輩方に強くなった姿を見てもらいたい。


そしてそぶさんを胴上げしたい。




まだまだ日本一は遠い。


関東や関西相手に今勝てなくたっていい。


いくら負けても、最後の全学で勝てば日本一。


それまでに組織としても、個人としても強くなればいい。


やるしかない。


奪るよ日本一。











主将 前田賢蔵

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