まず初めに、日頃より名古屋大学男子ラクロス部の活動を支えてくださっている皆様に心から感謝申し上げます。この一年間を通して皆様の想いを今まで以上に知ることが出来、皆様と共に闘うことが出来たと思っております。ベンチから見た、緑に染まった応援席の景色はこれからも絶対に忘れられないであろう最高の景色でした。一年間、温かいご支援・ご声援を本当にありがとうございました。今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
ほのつから回ってきました、4年MG土屋彩です。
ほのつは、私が来世生まれ変わったらなりたい人です。かわいいのはもちろんのこと、誰にでも優しく平和主義です。相手が傷つくくらいなら我慢する、自己犠牲を選択します。その思考を身につけたいと何度思ったことでしょうか。ほのつと話す度ないものねだりだねという結論になりました。きっとその結論もほのつの優しさですね。
私は、ほのつのかわいい笑顔が大好きです。毎日のように見ていた笑顔が当たり前ではなくなってしまうのがとても悲しいです。沢山遊びに誘うので、絶対に断らないでね。
次は、へいへいです。名大の守護神であり、学生ラクロス界の有名人です。
4年間同期ゴーリーがいないなか、ずっと頑張り続けてくれました。名大のゴールを守る唯一の存在だからこそ、背負うモノは大きく、プレッシャーに押しつぶされそうになったことも沢山あったと思うけれど、それを実力で跳ね返してしまうかっこいい姿を数え切れないほど見せてくれました。本当にお疲れ様。本当にありがとう。オールスター戦でもスパーセーブを魅せてください!そしてこれからはFコーチとして、へいへいのDNAを引き継いだ最強ゴーリーを育成してね!楽しみにしています。
私は、聡明で簡潔なかっこいい文章は書けません。想いを詰め込んだ拙く冗長な文章になってしまいましたが、温かい目で読んでくださると幸いです。
12月21日
負けた。
この1年、引退したくないと言い続け、引退したら寂しすぎて泣きじゃくるのかと思っていたがそんなこともなかった。
ただただ悔しい気持ち
ここまで戦い抜いてくれた皆に対する誇らしい気持ち
もうこの25Lizardsで部活が出来ないのかと寂しい気持ち
かわいい後輩たちが涙ながらに感謝を伝えてくれて幸せな気持ち
不安気な面持ちの23を見て心配する気持ち
応援に来てくれた保護者の方々やOBGの方々にひたすら感謝の気持ち
心の中で感情が忙しかった。
Lizardsを想ってここまで部活をしてきた私に勝利の女神は微笑むはずだと思っていたが、ここまでだった。
そう自惚れてしまうほど、私がこの4年間、どんな想いで何を意識して部活に心血を注いできたか。最後に綴ろうと思う。
19が引退してしまった後、19の先輩方のようにリザーズ愛に溢れ、常にデキマネを目指し続ける、そんなマネになりたいと宣言した。
全てを完璧に出来たわけでは全くない。周りに沢山迷惑を掛けてきた。
でも、リザーズのためなら何でもやる。
リザーズのため、選手のためになると思ったら、真っ先に動いた。
-日頃の練習-
4年生ではメニュー作成から携わらせて貰った。ほぼ毎日OFDFリーダーと会話をしてメニューを全体グルに展開するのが大好きだった。頭から離れる瞬間がないほど、毎日リザーズのことを考えられるのが幸せだった。
練習では、だれよりも『ナイショ!ナイゴーリー!』と大きな声で沢山声かけをした。
マネージャーという立場は、一番選手に期待をかけられる存在。
普段の練習から、選手に対して「期待してるよ。信じてるよ。」という想いをとことん伝えたかった。
去年のクリスマス、いせさんにこれからもマネからぶち上げてくれと褒めて頂いたのはとてつもなく嬉しかった。
勝手ながら私が練習に入ると少しは練習が引き締まると思っていた。
視野を広く、沢山動き、誰よりも全体に伝わる大きな声を出し、周りのマネに練習がよりよくなるための指摘を沢山した。
マネ組織として、質の向上が出来るよう、姿で示すことを意識していた。
-審判-
19がいなくなってしまって、2年生の時から右も左も分からない状態で沢山試合を走った。2年生の頃の七帝戦では、あみと2人、阪大に散々にいわれて心が折れ、周りに沢山迷惑を掛けてしまった。うららさんに憧れてわくわくで始めたはずなのに、全然楽しめなかった。走るのが嫌なときの方が多かった。毎試合、なんとか終えることが出来て良かったと胸をなで下ろすばかりだった。
しかし3年生のはじめ頃、さとるさんから最近22熱くなくない?と言われた。
悔しかったし、内心ギクっともした。
審判へのモチベが低く、技術を向上していかないといけないのに勉強不足、なんとかしなきゃいけないのに、なんとかできる時間はあるのに、なんにもしてない。痛いところを突かれたと思った。
2年生のリーグ期、クロスチェックで引っかかってしまった試合もあったのに。
私を含め、部内に何人も審判がいるのにほぼ意味を成していないと感じた。
どうするべきか考え、当時のマネリに相談し、審判反省をする時間を設けてもらったり、動かされていなかった名大審判のインスタグラムアカウントでファウル投稿を始め、周りを巻き込んで試合後毎回ファウル投稿をするよう習慣づけた。
4年生では、2級に昇級することができた。2年生の頃の自分からは考えられないことだが、少し頑張り続けたことを認められたようなそんな気がした。
そして、東海Finalで、相手校がファウルを取られる一方、ベンチ内の選手が『ノーファウルで終わろう』と何度も声かけをしている姿を見て、ファウル発信が意味のあるものだったのだと証明されたような、実際に勝ちに貢献することが出来たという体感を今までで一番感じることができた。
-学連-
熱さがないと言われた3年生の頃学連に入った。当時学連に名大男子が所属しておらず、リザーズ内で募集をかけられていたことから、ここに入れば物理的にリザーズの役に立てると思った。説明で聞いていた以上に隔週のmtgやリーグ運営など時間の拘束があったが、昨年の主将であるひろきさんやけんぞー、あみなど幹部陣に『ありがとう』と言ってもらえることが多く、少しは役に立てたと思っている。
また、先にベストプレイヤー賞などの受賞者を知れたときは、とても嬉しかった。
特にベストプレイヤーに選ばれたいつき、ゼブラ賞に選ばれたあみを知ったとき。
田田やけんぞー、へいへいを含めて皆おめでとう。同期としてとっても誇らしいです。
-GBのゴール修理-
代替わりしてから1年以上、選手が自主練で使うGBのゴールを直し続けた。
直せば直すほど、自主練を頑張る選手への尊敬の念が溢れて止まらなかった。
直しても直しても、ネットに大きな穴が開く。
毎日GBを通る度にゴールを確認して、月一は絶対に直した。
最終的には、自腹でゴールネットを買い換えるほど、GBのゴールに愛を注いだ。
このゴールは私のモノだという愛着があった。誇りがあった。
直しながら、皆が活躍しますように、勝てますようにと祈る時間が好きだった。
直したいと思ったらどんなときでも身体が動いて、GBに向かっていた。
ゴール修理をしながら、理念である『誇れる個人となり、誇れる枠を広ぐ』ってこういうことなのかなと考えたりもしていた。選手のために頑張る自分も誇れるし、そのネットを使って頑張って、点を決める皆も誇れる。最高じゃん!とるんるんでゴールを直していた。
GBでゴールを直しているときよく会ったのは、22の田田、23だとほうじ、はるき、じゅん。24だとだんやしづき。25も沢山使ってくれた。
私が誰よりも彼らの努力を知っている、だってその証を見ているから。
だからこそ、彼らが活躍すると本当に自分事のように嬉しかった。
皆これからも沢山GBのゴールを使って自主練頑張ってね。
ここまで私の日頃の取り組みをいくつか挙げた。
皆も感じることだろうが、これらは誰でもやろうと思えば出来ることだ。
私じゃなきゃできないことなんて1つもない。
でも、誰でも出来ることだとしても私が先にやる、私の色にする。
どんなに些細なことでもこだわりを持って取り組む。
その想いを一番大切に、行動してきた。
私の想いが誰かに響いたらいいな
そしてもう一つ、特にスタッフに向けて伝えたいことがある。
それは、『存在意義』についてだ。
スタッフ業務は誰もが出来ることだらけ。
自分がいなくてもこの組織は回るのではないか
自分なんて必要ないのではないか
とネガティブな考えになる人がいる。
私は、存在意義なんて難しく考えなくていいと思っている。
『自分のしている仕事は誰でもできる仕事=自分じゃなくてもいい、自分は必要ではない』
ではなく
『誰もができる仕事かもしれないけど、取り組んでいるのは自分。自分がその仕事にどう取り組むかどれほどの質・成果を出すかによって変わってくる=自分の存在意義』
であると。
自分がチームに与えられる影響・効果なんて自分で考えても測ることは出来ないのだから、自分軸で考えて良いのではないか。
また、私は皆が部活に来てくれるだけでありがたかったし、私がそう感じているだけで皆が部活に存在する意義は満たしている。
私は、あなたにリザーズにいて欲しいと思っていた。
私以外にも、あなたがいてくれるだけで自分も頑張ろうと思えたり部活が楽しいと思えたりする人が存在するはず。
つまり、ただリザーズに存在してくれるだけで、もう存在する意味・意義を果たしている。皆存在価値ありまくり。ということだ。極論だが、私はそう思っている。
存在意義なんてもので難しく悩まず、自分の取り組みが何か、自信を持って言えるように、日々の作業から沢山考えながら動き、リザーズの一員として誇りを持って頑張って欲しい。
とても長くなってしまった。ここら辺で締めようと思う。
4年間を通して、
日々の練習に取り組む選手やスタッフはもちろんのこと
部活外でも各委員会の仕事・mtgに参加してくれる部員
どんなに編み直しても速いシュートを何度も練習し、ネットに大きな穴を開けるほど努力をする選手
新歓でどんなに大変でも新入生の前では頑張り続ける部員
自主的に勉強を頑張るスタッフ
などなど
挙げたら切りがないほど皆の素敵なところを沢山気づくことができた。
組織という形が成り立つ上で努力してくれている多くの存在に気づくことができた。
Lizardsに携わるみんなのことが大好きで大好きでたまらなくて、
皆のためになりたいと切実に思っていた。
何をしたら良いだろうかと毎日Lizardsのことで頭をいっぱいにしていた。
引退なんて来ないで欲しいと毎日願っていたが
ついに引退してしまった。
といっても、大学生の中できっと1,2を争うくらい長く部活動を出来たことだろう。
引退をここまで引き延ばし、Lizardsとして過ごせたこと、本当に幸せ者だと思う。
皆にただただ感謝です。
私の最後の学生生活という青春を、
Lizardsに捧げることができて本当に幸せでした。
Lizardsが私の生き甲斐でした。
私はこれから一番Lizardsを応援するOGになります。
今年度SNS班を筆頭にブログや投稿などを通して保護者の方々やOBGの方々との関わりを大切にし、『愛し愛されるチーム』『応援されるチーム』を目指していたように、来年度も応援されるチームになるための取り組みを絶対に辞めないでください。
皆が発信してくれる分、私は喜ぶし、沢山支援します。
何か困ったことがあったり辛いことがあったら相談に乗るし、備品が足りなければ支援するし、こっそりGBのゴールを直しているかもしれません。
19がかっこいい姿を、そして全学の景色を見せてくれたから、今の私達がいるように、
これから皆が築くLizardsが私達22にとって本当の答えです。
これからのLizardsがより一層輝くことを、心より応援しています。
愛しています。
4年間本当にありがとうございました。
以下の文章で、本文では書ききれなかった感謝を綴りたいと思います。
お父さんお母さん
これまであらゆるサポートをありがとう。お父さんは、いつも車で備品を運ぶのを手伝ってくれました。嫌な顔1つせず、二つ返事で私のお願いにはいいよと言ってくれたね。無茶なお願いをしてばかりでした。いつも本当にありがとう。やすこさん、あなたは恥ずかしくなるほどLizardsの大ファンで、全ての配信やブログを網羅し毎度感想を伝えてくれましたね。Lizardsの話を少しでもしたらとても喜んでくれて、気持ち悪がっていましたが、内心面白く嬉しかったです。あなたが支えてくれたから今の私が居ます。本当にありがとう。
2人が沢山の愛情を注いでくれて、とてもわがままな娘に育ってしまいました。いつもすみません。感謝の気持ちを100分の1も伝えられていませんが、これから沢山伝えていきます。親孝行を沢山出来るよう努めます。
そぶさん
たくさんの心に残るお言葉をありがとうございました。東海final前のブログで、『スタッフは、ひとりひとり個性があり、組織を勝利に導く行動が取れている。勝負の神様は、必ずそんな人間に微笑む。』という文章を読んだとき、そうだ私達にやれることはやってきた絶対に勝てると腑に落ち、心が落ち着いたことを覚えています。
たくさんのお言葉で私達を奮い立たせて下さり、Lizardsを支えてくださったこと、本当にありがとうございました。
19,20,21の先輩方
先輩方のかっこいい姿があったから、ずっと楽しく大好きな気持ちで部活を続けられました。沢山ご迷惑もおかけしました、ごめんなさい。問題児とも仲良くしてくださり、本当にありがとうございました。
かわいい後輩マネ達
あかりれなれおなにゃみゆめすいか
最高の後輩でした。仕事をきっちりこなしてくれるみんなが1番近い後輩で本当に頼りになりました。何度も何度も助けられました。よくできた後輩だけど、同い年のように仲良く楽しく沢山おしゃべりしたね。可愛くて親しみやすくて大大大大大好きです。みんなが1年生の時、育成が難しくて力不足で申し訳ないと思うこともあったけれど、今ではこんなにも頼もしくなったね。23が率いるマネ組織、ちょっと心配しちゃったりもしているけど、きっと余計なお世話でしょう。自分達の代で何をしようかとわくわくしていると思います。応援に行って、みんなの勇姿を見るのがとても楽しみです。
さちももかくるみ
さちももかとどんなマネになりたい?と話したとき、さえさんみたいになりたいって言ってくれたね。お世辞なのかもしれないけれど、めっっっっっっっっちゃ嬉しかった。
新人戦で負けてあんなに悔しそうに涙を流していた、熱い想いを持っているあなたたちが私のことを慕ってくれている、こんなに嬉しいことはないよ。
人数は少なくなってしまったけれど、3人が残ってくれて本当によかった。プレイヤーを巻き込んでしまうほどの熱い想いを持って部活を続けてくれてありがとう。2つ歳が離れているとは思えないほど沢山語り合って、一年生の頃から私も3人のように部活に臨めていたかな?と思うほど尊敬しています。さえさんさえさんと沢山慕ってくれて、いじったりもしてくれて可愛くて仕方なかったです。ありがとうね。
25マネ達
あまり関われる機会はなかったけれど、毎試合後キラキラした目をしているあなた達を見て、1年生の頃の自分を見ているようでした。あなた達に憧れてもらえるようなマネ像を見せたいというのが、勝手に設けた私の1つの使命でした。今後一人前のマネとして成長した姿を見れること、楽しみにしています。
同期プレーヤー
バカで実直でプレーめちゃくちゃかっこよくておもろいみんなが同期でよかった。喜怒哀楽いろんな感情を抱いた四年間だったけれど、22でしか見られない景色が沢山ありました。どんなときも22から言われる『ありがとう』は誰よりも嬉しかったです。四年間、本当にありがとう。
まなか
いつも笑顔で、プレイヤーに頼られている姿を見てすごいなと思っていました。実習で大変だっただろうけど、トレ組織をまとめる仕事を勤め上げたこと、本当に尊敬しています。お疲れ様、ありがとう。
まりさ
まりさの大きな声には負けてられないと内心燃えてました。私が試合のタイムを担当すると、いつもさえのタイムが1番復唱頑張ろうと思えると褒めてくれて嬉しかった。会計など大変な役職も務めてくれて、ありがとう。まりさはLizardsに欠かせない存在でした。
まずは、まとめて22マネ全員に。
タックの元選手だからこその考えがなければ今の組織の形にはなっていなかっただろうし、ほのつの丁寧でこだわりが強い仕事っぷりや、まこつの天才的な発想があったからこそAS組織やマネ組織の質が向上したし、ももちゃんのSNSの取り組みがあったから応援されるチームになったし、あみがいたからマネ組織全体がまとまり大きな問題もなく終えることが出来た。私達6人だったから、それぞれにそれぞれが持っていない強みがあったからこそ、皆が熱い気持ちを持っていたからこそ、相乗効果で最強なマネ組織になったと思ってる。本当にこの6人でやってこられてよかった。ありがとう。
タック
タックがマネになってから、こんなに仲良くなれるなんて思いませんでした。2人で食堂に行ってお喋りするの本当に面白くて大好きでした。たまにガチギレしちゃうときもあったね、ごめんね。これからも沢山おしゃべりしようね。カラオケとか行きたいです。ご飯もマネで行こうね、絶対!ありがとうね。
ももちゃん
抜けてて、びっくりすることもたくさんあったけれど、愛らしくていつのまにか大好きになってました。ももちゃんと大爆笑する日々が大好きでした。SNS担当としての活躍が同期としてとっても誇らしかったです。どんなときも私のことを理解してくれて支えてくれてありがとう。
ほのつ
語り出すといつも止まらなくなるくらい、ほのつとのおしゃべりが大好きでした。ほのつとだとどんな話題でも議論しあえて楽しいです。
ASのなかで大変なこともあったと思うけれど、こだわりを持って仕事に取り組む姿勢が素敵だったし、審判において自信がない私にいつも褒めてくれてとっても救われてました。ありがとう。
まこっちゃん
頭が切れてて、そんな発想があったか!と思う瞬間が沢山ありました。天才まこつにマネは助けられてたね。いつもは返信が鬼遅いまこっちゃんなのに、私が悩んでるとき辛いときには秒速で返信くれたり会ってくれたり本当に救われてました。まこっちゃんとのトークが大好きです、これからも大笑いしようね。ありがとう。
あみ
あみの広い視野や深い思考に日々尊敬し、刺激を受け、支え合った4年間だったと思っています。あみが同期で、マネリで、本当によかった。
あみと審判を頑張り続けることができて本当によかった。あみがいたから、頑張り続けられました。今年の七帝戦は感慨深かったね。
堕落した経済学部としても助け合えてよかった。卒論ちゃんと提出しようね。
大好き、ありがとう。
これにて私のsoulを終わります。
皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
Lizardsの更なる発展を祈って。
Origin

MG 土屋彩

