気づけばもうsoulを書く時期になりました。
実は〆切を守れず期限伸ばしてもらってます。わかってます。だから留年するんです。
soulって色んな形があると思いますが、ここでは短いような長いようなラクロッサーとしてのこれまでを振り返って、そこから思うことを書かせてもらいたいと思います。
1年目はラクロスが楽しくて、壁打ちやシュー練もけっこうしてた。ユースの選考会に選んでもらえたり、Bにあげてもらえたり、Fチームのキャプテンやったりもあってモチベは高かった。バディの小久保さんやすぎしょうさんと動画も見たり、多くの時間をラクロスに費やしてた。新人戦前とかはバイトから終電で帰ってそれから壁打ちしてまた次の日朝練とかもざらにあった。目標にしていた新人戦優勝を達成したあの瞬間の気持ちは未だに覚えてる。
2年の前半は新人戦が終わって緊張が緩み少し中弛みしていた。このころの練習はただこなしてるって感じやったように思う。テスト期間は練習がなくなるのもあってぼんやりラクロスのことを考えることもあったけど、その中で後輩も入ってきたのにこのままじゃあかんなと思って、夏休みはまたラクロスにしっかり時間をかけようと思っていた。
転機は夏休み初日。あるぬ方向に膝が曲がった。病院行くまでもなくやってしまったのはわかった。急に目の前が暗くなった気がした。プレーできないにしろ、動画をいっぱい見ようと思うポジティブな気持ちはあった。でも手術をし、練習に行かなくなるのが日常になってしまうと自然とラクロスのことを考える時間は減っていった。
コロナの活動制限が解除されてきた3年秋ごろ、久しぶりにラクロスをすると難しいなりにやっぱり楽しかった。みんなで練習して試合してっていうあの雰囲気が懐かしかった。でも一度緩んでしまったのを戻すのは大変で、動画を見たり自主練したりの熱量や時間は1年の時ほど大きくなかった。
4年はずっとBチームで、のびのびと挑戦してる20の後輩たちを見て、自分はこの時期にやれてなかったんかとか思いながら過ごしてます。まあ振り返りはこの辺にして。ここからは主に後輩たちに伝えたいことを書かせてもらいたいと思います。
大学の部活人生を通して、今の自分とAの同期や先輩方とを比べて思うこと。それは「かけた時間が成果に繋がる」ということです。実際にグランドでプレーするだけじゃなくても、動画を見る、筋トレする、イメトレする、等々ラクロスへの関わり方はいくつもあります。共通していることは、ラクロスに対して時間を費やしていること。速いショットを打つにも、強いプッシュをするにも、戦術的な動きをするにも、そこには大学生活を捧げてきた時間が絡んでると思います。辛い時期があっても、ラクロスに関わる時間を少しでも取れたら、増やせたら、必ずいい方向に進んでると思って耐えてほしい。その時実感は湧かないだろうし、なんなら後になっても気づかないかもしれない。でもそれがきっと正しいだろうことは先輩たちが証明しています。
怪我には気をつけて、やってしまってもめげずに、出会えた仲間とラクロスというスポーツに打ち込んで欲しいなという思いを込めてこのsoulは終わりにします。
#21 赤坂圭祐