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2022

soul #6 大越俊也


22Lizardsの主将を務めました大越俊也です。


日々弊部に対して、たくさんのご支援ご声援をくださり、本当にありがとうございました。OB会費やクラウドファンディングをはじめ、本当に皆様のおかげでできたことがたくさんあり、感謝しても仕切れません。今後も、変わらぬご支援頂けるとうれしい限りです。



さて、ついに19最後のソウルとなります。23人がそれぞれの思いの丈をぶつけ、バトンを繋いできてくれました。本当に19らしいSoulだったと思います。俺とあきとも試合前のSoulにしたかったなあ。



さあ、そんな中、自分が最後に残せる言葉はなんだろうか、



今まで色んなところで話してきたから、新しく伝えることが見当たりませんでした。きっと俺が大事にしてることは、みんなに何度も伝えてきたので、わざわざもう一回ここでいう必要はないかなと。



だから、今年1年間でできたと思うこと、そして、一緒に戦ってくれたみんなへの感謝を書きたいと思います。温かい目で読んでください。





この1年間、主将として、幹部として、「発信」をテーマにして活動したことによって、確実に一つ大きな変化をもたらすことができたといえることがある。



「自分たちの活動にもっと多くの人を巻き込んでいきたい」



この想いだ。初めてのクラウドファンディング、保護者用の公式ラインの運営など、新しく始めたことがあって、オンラインOB会も継続してこれた。


自分たちが日々何をやっているのかを自分たちを支えてくれる人に積極的に発信し、Lizardsのファンを増やし、部の理念、Visionの体現に少しでも近づこうとしてきた。



すごく忘れられない瞬間がある。東海FINAL4、愛学でやった中京戦。もしかしたらみんなはそれほど記憶に留めていないかもしれないが、応援に来てくれた保護者と部員だけで撮った集合写真。


少なくとも俺がLizardsに入ってからの4年間で、あの光景を見たのは初めてだった。いい組織になってきている、そう実感した瞬間だった。



すごく忘れられない瞬間がある。クラウドファンディングを始めた日。OBラインで、創部時の方からメッセージを頂いた。それを皮切りに、知らない世代の多くの人から応援してるとメッセージをもらった。


感動した。あきととあの夜、これがやりたかったよなあと話した。新たな価値を部にもたらせた、そう実感した瞬間だった。



非常に実りのある、価値のある活動だったと思う。

これまでも応援してくれる人は沢山いたけれど、それを目に見える形にするってことがとても大事だと思った。


部員みんながそれを実感して日々活動すること、そういう風に持ってくのが幹部の役目だと思った。


クラウドファンディングを提案してくれた、かな、りの、ありがとう。最初は否定してしまってすまん。




じゃあ果たして、この活動はLizardsの結果にどれほどの影響を与えたのか、応援される組織を創ったら、ファンを増やしたら、日本一になれるわけじゃない、結果がすべてだ。


そう思う人はきっと少なくない、日本中にいると思うし、このLizardsにもいるかもしれない。


ただ、この議論の先に、大学で部活をやる意味があると思う。なぜ部活をやるのか、なぜ日本一になりたいのか。理念mtgでことあるごとに言ってきた。みんなに煙たがられながら、難しい話を要求して、常に考えさせてきた。


ほそみさんが教えてくれた、これを考えることの大事さをみんなに伝えたかったから。





じゃあ話を戻そう。


日本一になることのみにしか目がいかず、他のいろんなものを捨ててきた結果、なった日本一で得られるものはなんだろう、


逆に、なれなかった結果、手元に残るものはなんだろう。


応援されるチームを創ろうとし、多くの人を巻き込もうとしてきた俺らは、結果今年も慶應に勝つことはできなかった。だから、今の俺の言葉はすごく負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、伝わる人にのみ伝わってればいい。


では、俺らの活動に、この4年間に意味はなかったのか、そう問われたらみんな真っ向から否定するはずだ。達成感や、一瞬の喜びだけじゃない。


一生残る財産として、Lizards全員が、誇れる自分、組織であろうとした。


これが、Lizardsの日本一の目指し方だ。そして、これがLizardsの理念だ。


今年1年間は特に、その想いが、応援される組織作りにフォーカスされていったのだと思う。


一瞬だけ輝き、儚く消えていく花火みたいに終わる4年間で、何か大事なものから目を背けて、輝くことだけに集中してはいけない。考えることを放棄してはいけない。


必要だけど、失わなければいけないものを決意を持って決めることと、必要だと分かってるのに言い訳をつけて諦めることは、全くもって話が違う。


如何にその「輝き」方を工夫できるか、自分たちにしかできない付加価値をもたせることができるか、


だから、Lizardsの今年のスローガンは「BRIGHT」


うん、いいスローガンだ。たくむないす。




こういったことを悩み、考えていくことが学生で部活をやる大きな意味だと、強く思う。


これから新しいLizardsを形作っていく20.21.22、その先の代の子たちまで、この部の理念を追求していくことは、どうかやめないでほしい。確実に大きな成長につながると思うから。





そして、、、


僕らが4年間過ごしたこのLizardsという居場所は本当にかけがえのないものでした。


創部世代の朝岡さんに、こんなメールを頂いた。


「創部から30年。強いチームにしてくれて、強い組織にしてくれてありがとう。」


泣きそうでした。

逆です、僕らが感謝を述べるべきです。Lizardsを、僕らの居場所を、創ってくれてありがとうございました。




この4年間、本当に色んな人に支えてもらった。


どこで試合をしても駆けつけてくれた家族


日々僕らの活動報告を楽しみにしてくれた部員の保護者方


30年の歴史を紡ぎ、そして、多くの支援をしてくれたOBの皆さん


大会運営、まじで大変だったと思うけど、動き回ってくれた、たつひと、学連の皆さん


前述した今年の活動に、仕事が忙しい中、惜しまず協力をしてくれた、ジャパンさん、むねさん、あみんさん、あぜちさん


Fの時、本気で僕らと向き合ってくれた14.15の育担の方々


4年間僕らに心血を注ぎ、常に精神的支柱でいてくれたそぶさん


僕らの成長に貢献し尽くしてくれたばっちさん、たいすけさん、ざっくさん、ほりいさん


僕らに日本一をイメージさせてくれた16.17.18の先輩方


どれだけ厳しいことを言ってもついてきてくれた可愛い後輩たち


そして、なにより、一緒に4年間を駆け抜けてくれた、熱苦しいほどに、強いエネルギーを持っていた19



みんなの為に、本当に勝ちたかった、、




この1年間、俺はみんなが望む主将を完遂できたかはわからない。常に不安だった。自分が主将で良かったのかと。



ただ、皆さんが支えてくれたから、やり切ることができました。本当にありがとうございました。





最後に、1年間本当にお世話になった、幹部にだけは、この場を借りて、一言だけ。



こうきがいなかったら俺は、主将をやりきれなかった。DF専念する時も、任せろと言ってくれた、だから、こうきが点決めた時はいつも、どこからでも走って行った。


あきとは、本当に今年すごい仕事をしてくれて、部員みんな知らないかもだけど、OB保護者を繋いでくれたのは、あきと。すごい価値ある活動になった。(最初にあきとの紹介をしなかった理由はここで書くつもりだったから)


りゅーせーがDFリーダーやるって言った時の感動と、この1年間の安心感は計り知れなかった。


けんすけは、みんなに色々言われがちだけど、初めてのFOリーダー頑張ってくれた。あんま支えてあげれんくてごめん。


うららは、死ぬほど仕事持ちすぎて、みんなの事を考えすぎて、いつも俺らとぶつかってきたけど、そのうらららしさに助けられたことの方が圧倒的に多かった。


すずはは、トレ組織の人数減ってく中、クオリティ落とさなかったし、すずはに感謝してる怪我人の数はきっと数えきれない。


本当は、19全員に書きたかったけど、鬱陶しいし、長くなるからやめろって言われたので、やめときます。



ただ、書いていたら、きっと全員に、「君がいたから」と枕詞をつけていた。



みんな、俺に、主将を任せてくれて、そして俺が必要ないくらいの力で一緒に進んでくれて、ありがとう。






本当の最後に、わぐ。


これから、沢山の困難があると思うけど、それ以上に楽しんでくれ。

自分1人で抱え込まないで、色んな人を頼ってください。俺らもなんでも協力する。


わぐとみゆうは、既に2年間、全学ベスト4を経験した初めての存在だから、本当に期待してる。


何も諦めずに、貪欲に、君達らしく輝いてください。


わぐたちならできる。


ずっと、期待して応援しています。





かけがえのない、最高の4年間でした。あとは任せたよ。









BRIGHT

#6 MF 大越俊也


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