こんにちは。
名古屋大学男子ラクロス部です。
まず、初めに、今年度のリーグ戦の開催に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。
また、保護者皆様、OBGの皆様、平素より弊部への多大なるご支援、ご声援本当にありがとうございます。
それではFINALの結果報告をさせていただきます。
今回の結果報告は4年マネージャーの後藤綾乃が書かせていただきます。今までの結果報告とは異なり、私目線の日記のような形となりましたが、ご了承ください。とっても長くなりました。?♀️
遡ることFINAL6日前。
"みゆうが入院する、FINALに出られない"とのLINE。
信じられなくて、受け入れたくなくて固まった。
FINALは通過点で、東北や関東しか見てなかったけど、一気にFINALの焦りが出てきた。
きっとみんな同じだったと思います。
でも勝つためにはやれることをやるしかなくて、プレーヤーも真剣な顔で練習に取り組んでいました。苦しい状況だけど、前向いて勝つことだけ考えて頑張ってる姿見たら、私も絶対勝てるって思えました。
(FINAL前日、私が緊張する〜って言ったら、よっしーが"大丈夫、大丈夫!"って言ってくれたとき1番安心できたよありがとう。)
そして、ついにやってきたFINAL当日。
TRアップ前に22世代(2年生)のこんな姿もみれました。あ〜かわいい。
ボールタッチ前の円陣で士気を高めます。
ボールタッチでは、マネトレやBFのプレーヤーを含めて全員でAチームをサポートします。
みゆうも見守っています。
アップ後、フィールドに移動して最終調整。
FO時間が近づくにつれ、みんなの表情も少しずつ変わり、緊張感が増してきました。
そして、あっという間にアピランの時間に。
今年のアピランも去年に続きりぃが声張ってやってくれました。ありがとう。
スタメンの頼もしい背中です。
ーーー1Qーーー
鳴り響いた試合開始の笛。
リーグ戦ほとんどスタメンで引っ張ってくれた3年#4 とおるのFOから始まりました。
ここでは惜しくも相手にポゼッションを取られまれ、南山の最初のOF。
変わった攻め方をしてきましたが、DF陣は冷静で、ちゃんと守り切りポゼッションを奪ってくれました。
そのまま始まった名大最初のOF。先制点を決めたいところでしたが、ミスで相手にボールを奪われてしまいました。
開始5分、南山に先制点を奪われ、0-1に。
もちろん南山側は大盛り上がり。
でも、1点取られただけ。まだまだこっからです。
次のFOでは#1 わぐがグラボを拾い、名大OFからスタート。
頼もしい主将が奪ったボールで全力で点を取りにいきます。
しかし、南山DFに阻まれ、思うように攻め切ることができません。
そして南山に追加点を許してしまいます。
0-2で1Qを終えました。
ーーー2Qーーー
2Qは#47 むろたくのFOからスタート。
しかし、相手ポゼッションとなり、そのまま得点を決められて0-3。
少し焦りがでてくるような状況になりました。
それでも#5 ぐっちがボールダウンさせたり、#6 けいたがチェイスをとったりとDF陣の頑張りが目立ちました。
その後相手のスタンシューが決まり、0-4に。
OFでは、#29 しゅんや、#12けんとが果敢にショットを打ちましたが得点とはならず、なかなか1点が奪えませんでした。
そして、0-4のまま前半を折り返しました。
気づいた人もいるかもしれませんが、この時点で私は目頭が熱くなっていました。
リードを許し、思うようにプレーができない中で気持ちを切らさず全力で闘い続ける姿に胸を打たれて、
でもこのまま流れ持ってかれるんじゃないかってほんの少し怖くなって、
まだハーフなのに感情ぐちゃぐちゃでした。
そしたら、みゆうが"大丈夫、大丈夫!"って。
ここで涙腺壊されそうだったけど、私も最後まで一緒に闘おうって切り替えられた。
そして、スタンドを見ると、部員だけでなく、OBOG、保護者の方々、女ラクの子たちも大声で応援してくれていました。
あの時の"流れもってこい!!!"の声は一生忘れないと思います。
ーーー3Qーーー
ハーフが終わり、後半が始まります。
相手の流れを打ち切りたいところでしたが、再び得点を許し、0-5に。
大きな痛手でしたが、次のFOでは#4 とおるが反応勝ち、そのままボールを繋げてくれました!
そして、ついに健登のランシューが決まりました!✨
スコア1-5。
フィールドもベンチも大盛り上がり!
私の涙腺はここで崩壊して、喜びの涙が溢れ出ました。
しかし、流れを完全に持っていくことはできず、相手に2点を決められ1-7で3Qを終えました。
今年のリーグで経験したこともない点差。
みんなが下を向き始めていました。
でも、#2 まるちんは"ここで勝ったら面白いぞ!"ってみんなを鼓舞していて、
やっぱDFリーダーかっこいいなって思った。涙
ーーー4Qーーー
泣いても笑ってもあと15分。
4Qが始まります。
(涙なしではビデオを見返せませんでした。)
4Q開始2分、相手に得点を決められ1-8。
さらにファールを取られ、1人少ない状態に。
流れは完全に相手のものでした。
しかし、守護神#0 翼のセーブにより、相手に得点を許しません。
そのまま始まった1人少ない状態でのOF。
人数不利を感じさせない攻めで、今までOFを引っ張ってきた4年生の#1 わぐ、#16 よっしー、#12 けんと、#29 しゅんがショットを打ちます。
そしてついに、#16よっしーのまくりシューが決まります!かっこよかった!?
スコア2-8。
喜んでいる暇もなく、次のFOへ。
ここでは、ファール負けしてしまったものの、ヘッドコーチそぶさんのクロスチェック申請により、相手もファール判定。
30秒間の5対5、2分半のエキストラとなります。
すると、再開の笛が鳴ってすぐ、#11 けんぞうがゴール横からショット!
入ったように見えましたが、惜しくもインクリ。
その後、相手に点を決められ2-9。
相手得点後のDFは今にも心が折れちゃいそうなギリギリの状態でした。
見ていて何もできない私もしんどかった。
それでもヘッドコーチそぶさんは、どうにかしてチャンスを作ろうと再びクロスチェック申請。
相手ファールとなり、エキストラ状態でのOFが始まります。
そして、次世代のスーパーエース#11けんぞーのまくりシューが決まりました!!?
本当に頼もしい後輩です。
スコア3-9。
その後もトップでのグラボから#11 けんぞーが得点し、4-9に!
なんとか追い上げましたが、反撃もここまで。
4-9で敗北という結果になりました。
後から聞いたら、3Qあたりから心折れかけてたって言ってるプレーヤーも多かったです。
スタンドも、もう無理かもって思ってた人が多かったと思います。
その中でも、
"任せてください!"と言ってフィールドに入っていく後輩
"まだいける!"と鼓舞してくださるコーチ陣
途切れることなく、南山よりも大きい声で応援し続けてくれたスタンド
そして、最後まで声出して、攻めて守って走り続けてた同期
一生忘れられない光景と時間でした。
『学生日本一』という目標には届かず、この試合をもって、4年生は引退となります。
非常に悔しい結果となりましたが、この悔しさはきっと来年後輩たちが晴らしてくれると思います。
なお、本大会では、#1 わぐ、#12 けんと、#2 まるちん、#4 とおる、#0 つばさがベストプレーヤーに選ばれました。
そして、#26 ひろきがセーブ王、#11 けんぞうがVPとして表彰されました。
最後になりましたが、今年度も多大なるご支援、ご声援本当にありがとうございました。
今後とも名古屋大学男子ラクロス部をよろしくお願いします。
4年MG
後藤綾乃