Lizards HCの祖父江です。
今ではLINEしても既読もつけてくれない小久保に口説かれて引き受けたヘッドコーチ、もう7年目になりました。
小久保、細見、いせたに、しゅんや、わぐ、ひろき、たくさんの世代と、心を通わせて戦ってきた。
本当に自分にとって、Lizardsは、
家族・子供のように、大切な場所です。
就任2年目からは、連続で東海地区を制し、全国を舞台に互角に戦うことが出来て、実力と結果が結びついていた。
しかし、4年目から、ファイナルで中心選手を欠いてしまったり、試合の入り口で躓いたり、
当時の4回生が素晴らしい成長を見せて身につけた実力が、結果と結びつかない事が続いたよね。
現在のリザーズのメンバーは、
そんな光景を見てきたからこそ、
ファイナルに向けて不安な気持ちもあると思う。
「当日、実力が出し切れるのか?」
「俺たちは勝てるのか?」って。
でも、大丈夫。
『君たちは強い。』
俺はラクロスを初めて、戦い続けて23年
OPECに入った時は西日本クラブの 1部と2部の狭間だった。それでも4年で西日本制覇まで強くなった過程を先頭で引っ張ってきた。
その後、東海地区リーグ独立したら最下位になり、再度落ち込んだ時代から、現在3連覇。
強いチーム、いいチーム、勝つチーム、負けるチーム、たくさん見てきた。
社会に出て、大きな舞台で戦い続けて19年
頭も良くて仕事も出来るが評価されない人材もいれば、頭は良くなくても組織を良くすることで評価される人材もいる。
社会を勝ち抜く武器は一つじゃない。
決してデキル人間ではない自分だけど、
組織の為に自分に出来る役割を全力で取り組むことで、社会で評価を勝ち取ってきた。
自分としては、
仲間の為に、組織の為に、
たくさんの大事な場面で力を出し切って
泥にまみれながらも、最後に必ず勝ち抜いてきた。
たくさんの経験をしてきたと思ってる。
そんな俺が、心の底から信じている。
認めている。
『君たちは強い。』
プレイヤーは、必ず最後に勝利を掴める実力とメンタルを持っていることを保証する。
身体能力に優れているわけじゃない、毎日の壁当て、筋トレ、ミーティング。君たち個人、そして先輩たちから学んだ事を、よくぞここまで積み上げてきた。
スタッフは、ひとりひとりが個性があり、組織を勝利に導く行動が取れている。
勝負の神様は、必ずそんな人間に微笑む。
でも、もしも試合中に、万が一、
逆境に立ち、諦めそうになった時は、樹を見ろ。
あいつは絶対、勝利を信じて、戦う顔をしてる。
チームに勢いをもたらしたいなら、賢蔵を見ろ。
けんぞーの背中について行けば勝利は間違いない。
そして、どうしていいかわからなくなった時、不安な時は、俺の言葉を聞け。
俺は勝ち方を知っている。
俺の言葉についてこれば、必ず勝てる。
自分は、いままでの人生で、
根拠の無い、でまかせなんて言った事がない。
だから、最後に、君たちに伝えたい。
『俺たちは強い。』
絶対、大丈夫。
俺たちは10月19日、東海ファイナル。
フィールドの真ん中で勝利を叫ぶ。
さぁ、自信と勇気を胸に、
鮮烈な瞬間を、自分の足で迎えに行こう!
HC 祖父江真吾