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2021

soul #24 西川昂

【日記リレー2021 VOL.9】「協闘」〜西川昂(4年/工学部機航/FO/#24/岐阜県立岐阜高等学校)〜


まきからバトンを受けとりました。まきは声でかお金乞食のイメージしかありません、いい意味で。その素晴らしい声を病院で活かしまくってください。もちろんまきは六車から全額回収するまで引退できないからね。


自己中でフェイスに夢中な4年間だった


1年生、ときさんを中心にキラキラした先輩と日本一に憧れる。最初の練習試合で俺と伊勢が2点あとは1点ということもあった。フェイスはユース交流戦でボコられる。危機感から南山との朝練にはやとと行くなど練習しまくった。強くなった実感はなく不安な状態のまま新人戦へ。結果めっちゃ強かったわら。全く勝てなかった自分達が優勝したのも嬉しかったけど、フェイスで勝利に貢献できたという実感があり嬉しかった。


2年生、Aの練習試合や新歓試合に入れてもらえる。あかつきでは自称ベストオファーになる。調子に乗りAの遠征をサボる。その後はずっとBチームで活動を終えた。池にマックにすごく楽しい一年だったが、16に全く関われてないのが悔しかった。


3年生、コロナ。今年こそは17と一緒に戦いたいと他大や公園に通いつめた。しかし唯一の南山戦もスタンドだった。DF陣から反対されたと知った時は1番落ち込んだ。圧倒的な強さを持ちたいと思い専属になる。


4年生、楽しかったフェイスも辛くなる。孤独でタイヤと芝に向かう日々。下手になっていくフィールド能力。数時間1人で練習しても対人で負け越す日。笛がいない日。側転してゆうたろうに怒鳴られる日。全部自分で選んだことだが辛かった。リーグ初戦。フェイス後のみんなの笑顔と拍手が嬉しかった。中京戦、弱いところすべてが出た試合だった。でもおれはまだやれると思ったし、絶対やってやる。




4年間を振り返ってここからチームに大事だと思ったことを語る予定だった。チームに向けて書いてみたがなぜか薄っぺらい。今までフェイスのことしか考えたことない自分が最後だけ綺麗事を並べてもそりゃあ響かない。自分の感情を書くことすら逃げようとしてた。だせえな。怖いけれど最後くらい逃げずに自分と本気で向き合いたいと思う。




試合でフェイスをするのが好きだった。自分が強かったしチームを勢いづけている実感があった。フェイス強くね?って言われるのが気持ちよかった。なんとしても1本目で出たかった。2本目からのときはめっちゃ悔しかった。


でも3年生くらいから試合に出たくなくなる。出て負けるのが怖い。勝っても前に出て処理ミスるのが怖くて後ろのウイングに転がす日々。ポゼッションで勝ってもまわりから今日勝ってた?と言われることが増える。自分の勝ちがチームに繋がってないと思い始める。


ここら辺から1本目に出たいという感情はなくなる。実際むぐは1本目に強く、そこは1番尊敬しているところだ。そんなむぐに全部任せていた自分がいた。自分は2本目だという気持ちで試合に臨むと試合が他人事に思えた。アップも身が入らない。試合でも勝てない。むぐに多めに行ってもらう。楽しくない。練習では勝てると自分に言い訳をする。チームの勝敗もどうでも良い。点が入っても嬉しくないし入れられても悔しくない。


怪我で迎えた開幕戦。あんどぅーに急に全部任せて申し訳なかった。でもりゅうせいが大暴れして俺いらないじゃんって心から思った。中京戦は2個下のケントに甘えてしまった。なんて情けない先輩なんだろう。コーチに負けて泣けるか?と聞かれて絶対無理だと思った。新人戦決勝では点が入っただけで泣いてたのが信じられない。



「協闘」

自分の4年間を振り返った上でこの言葉を選んだ。

力を合わせること。たたかうこと。


俺たちラクロス部が他のサークルと違うのはここの部分だろう。友達でありながら戦ってきたからこそ真の仲間になれる。そんな仲間と一緒に戦うから鮮烈な時間が生まれる。4年間辛いことなく終える人は絶対にいない。その辛いことを乗り越えた価値は絶対にここにあると思う。この仲間は一生の宝だろう。今の自分はみんなと一緒に戦えていない。辛いことから逃げ回ってきたからだ。新人戦との違いはここだろう。辛いこととも闘って乗り越えてきたこんな素晴らしい仲間に自分が形上加わっているのが申し訳ない。自分のフェイスがチームの勝ちに貢献できていないのでなく、自分が戦っていないせいで同じ立場の仲間になれていないことに気づいた。



フェイスオフは自分だけの戦いじゃない。当たり前のことだが最近気づいたことだ。家族であるウイング。ブレイクを待つAT。祈ってくれるDF。勝利を祝ってくれるベンチ。応援してくれているスタンド。


全員が一瞬自分に注目するあの瞬間が大好きだ。全く勝てないこともあるだろう。でもただ負けるのと勝つ準備をして負けるのでは全く違う。勝つ準備をする。自分が唯一できるチームに責任感を持つことだ。もう出たくないとか逃げたことは言わない。だから、後何本あるかはわからないけど勝ったらみんなには全力で喜んでほしい。仲間の嬉しそうな顔が1番嬉しい。それが一番俺にとっては鮮烈な時間かもしれない。


もうこの先逃げたりしない。60分チームと戦い抜く。「協闘」してきた仲間と鮮烈な時間を作り出そう。

俺たちならできる。

俺たちにしかできない。

勝って泣こうゼッ!




最後まで自分のことで「自分らしかった」と思えています。強いて伝えるなら武者はめっちゃいいから行こう!

長くなりましたがファミリーに感謝の言葉を伝えさせてください。読み飛ばし許可します。


先輩方へ。フェイスオフのかっこよさと楽しさを教えてくださりありがとうございました。unbeatableな平根さん、OBなのに全裸ではしゃいで後輩にキレられるすぎしょさん、キチガイ王はるやさん、いちこさん、心も顔もイケメンりょうたろさん。みなさんとフェイスしてる時が一番楽しくて病みそうになっても救われてました。あのカオスな練習の空気が消えつつあるのが申し訳ないです。ファイナルも応援よろしくお願いします。


同期へ。むぐと月曜朝練で久しぶりに戦えて楽しかった。ここでは書ききれないのでシンプルにありがとう。すぐ弱音を吐くかずきだけどずっとフィールドもフェイスも上手いって思ってた。はやとは邪魔ばっかだったけど盛り上げてくれてありがとう。最後にわっきー。一年生からフェイスに関わってくれてありがとう。夜の川名でステップ練をして筋トレ体トレを一番頑張る君は素敵でした。


後輩へ。フィールドもフェイスも上手な君たちに言うことはありません。肩身の狭い思いをさせてすまん。19の2人が変えてくれることを祈ってます。俺ら以上にフェイスを好きになってくれたら嬉しいな。


マネトレへ。いつも笛と動画ありがとう。完徹とかダウン無視してごめんなさい。分析もスプライザも助かりました。直接お礼言いたいのでご飯でもいきましょうサシで。



俺の熱い気持ちがこもったバトンはさいかに託します。面白くて美人で優しくてエッチなお姉さんのさいか。完璧なはずなのにさいか推し0人説。ちなみにおれはみゆうとなつき推し。そんなさいかがおもろくて熱いみんなを泣かせる文章書いてくれます。乞うご期待!!!


#24 西川昂


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