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2023

soul #2 丸山陽介


23LizardsのDFリーダーを務めました丸山陽介です。まず、日頃より名古屋大学男子ラクロス部に多大なるご支援、ご声援をくださっている関係者皆様方にこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 

 


20の紅一点あやのから回ってきました。あやのはチーム運営の貢献度を考えると誰も頭が上がらない存在です。誰も逆らえないのである意味20で一番権力を持っている人物です。

 

 


 

次は鬼がかりクロスでDF陣にショットを当てまくった健登です。ニコニコ笑顔で当ててくるのが怖いです。頼りになる存在ですが20で一番のサイコパスと言えば彼です。これからはBコーチとして一緒に頑張ろう!

 

 


あやのほど長くならないように気をつけます。

 

 



 

自分にラクロスのセンスが無いことは1年生の頃になんとなく分かっていた。

 

 

ラクロスと出会ったのは唯一の顔見知りのみゆうに新歓に誘われたからだった。新潟から名古屋まで1人で出てきたから友達は全然いなかったし、コロナが流行って家で退屈していたからみゆう達と砂田橋まで壁打ち行ったり、川名公園で走ったりしていた。

 

 

そしたら勝手にラクロス部に入っていた。よく知らないスポーツだけど部員いっぱいいるし楽しそうだな、友達たくさんできそうだな、それくらいの感覚だった。

 

 

でも夏から全体練習が始まって自分のセンスの無さに落ち込んだり、他の20世代がどんどん上手くなっていく中で成長が遅い自分に苛立ったりすることが増えた。そんな中でもみんなにに負けたくないという反骨心のようなものがあったから壁打ちだけは必死に通った。

 

 

2年のころは練習に行くことがきつかった。1年のうちに必死に練習したおかげでAダッシュに入れてもらえたが、当時はミスして怒られるのが怖くて下手なくせに消極的なプレーばかりしていた。案の定よく怒られた。AB連続練とか本当に行きたくなかった。よっしーもsoulに少し書いていたけど彼とは何度も傷をなめ合っていた。

 

 

今思えば自分の全部を出すつもりでA練に取り組むべきだったと後悔している。その当時は自分に与えられたチャンスの大きさに気づいていなかった。

 

 

それでも、心の隅で20のDFで先頭に立つのはおれだ、おれが引っ張らないといけないと思っていたから練習をさぼることも自主練をやめることもなかった。

 

 

やれることは筋トレでもタイヤ押しでも時間を見つけてなんでもやった。何度かLINEで「B練の前にタイヤ押そう!」と20DF陣を誘ってみたりもした。みんな全然来なかったけど決して止めなかった。

 

 

 

3年のころは期待をされながらも思うように試合で活躍できないことが辛かった。夏以降は自分のプレーに自信を無くし、さらに来年DFをまとめ上げなくてはいけないプレッシャーがあり精神的にきつい日々だった。今では関東遠征の帰りのびっくりドンキーでたつき、けいたと来季のことを激論したのもいい思い出になっている。

 

 

 

結局最後の一年間でも社会人にボロ負けした時や七帝で阪大に負けた時はDFリーダーとしてかなり苦しかったけど、リーダーの自覚を持って頑張れたおかげで4年間の中なら技術的にも精神的にも得られるものが一番多かった年かなと思っている。

 

 

だからこそFINALは絶対に勝って成長を示したかった。もっと強くなれると思っていた。

もっとみんなとラクロスがしたかった。こんな気持ちを抱いたまま部活を終えることが本当に悔しい。

 

 

来年こそは頼もしい後輩達がやってくれると信じている。

 

 

頼りないリーダーだったと思うけど一年間付いてきてくれたDFメンバー本当にありがとう。FINALでぐっちとたつきが何度も声を掛けて支えてくれたことは一生忘れないと思う。

 

 

 


 

そんな決して輝かしくないラクロス漬け生活でしたが、僕が4年間を過ごして主に後輩達に伝えたいことを2つ書きます。

 

 


 

 

一つ目はリザーズという仲間を大切にすること

 

 

19世代の副将、あきとさんが言っていた今でも覚えている言葉があります。3年前くらいかな?夜遅くに覚王山の壁で20世代何人かとあきとさんと練習し終わってだらだらと部活のこととか話している時です。

 

 

あきとさんは僕たち下級生に「練習以外で部活のことこんなに語れるのはたぶんリザーズだけ」と言いました。

 

 

あきとさんからしたら何気ない一言だったと思うのですが、入部以降まだラクロスに本気になりきれていなかった僕にはすごく響きました。

 

 

チームのことを心の底から好きな人がたくさんいて、そこに自分も居られるって幸せだなと思いました。それからリザーズという居場所、熱いことからしょうもないことまで何でも話せる仲間をかけがえのないものと思えるようになり、リザーズが好きだという気持ちが強くなりました。

そしていつのまにかリザーズ愛がラクロスに対する情熱に変わっていました。

 

 

リザーズは日本一を目指す集団ですから楽しいことだけではありません。苦しいことも多いです。

ただ、苦しいことを共に経験し共に乗り越えることで「友達」が「仲間」になると僕は思っています。恐らくこんなにたくさんの仲間を作れるチャンスはめったにないです。ぜひ4年間でたくさんの仲間を作ってください。

 

 

そして仲間を、リザーズを誇れるようになってください。

 

 

 



 

 

2つ目は1人の人としての評価軸を忘れないこと

 

 

スポーツ全般において当てはまることだと思うのですがあえて書きます。

 

 

リザーズはラクロスをする部活ですからラクロスが上手いのは関係者から評価されます。

ただ、一般の人例えば大学の職員の人、地域の人などはラクロスが上手かったり山の上グラウンドで汗を流したりする姿を見る場面が少ないし、それ故に日常の行動、振る舞いを見て一人の「人」としてラクロス部員を評価します。

 

 

それが直接リザーズというチーム全体への評価になります。

 

 

たかが一人の行動でチームの印象が良くも悪くもなります。

 

 

生活の中心にラクロスがあると「ラクロッサーとしての評価軸」と「人としての評価軸」が混同しそうになると思いますが、その中でもメリハリを持てる人がたくさんいるチームこそ、実力があって尚且つ外部からも応援されるチームなのだと僕は思います。

 

 

自分の行動1つ1つがリザーズを創っていることを忘れずに過ごしてください。

 

 

 

最後に、

 

 

あきとさん、りゅうせいさん

お二方の的確なご指導のおかげで今年のDFは自分達も驚くくらい成長したと思います。1年間DFコーチを引き受けてくださり本当にありがとうございました。

 

 


OB戦の前夜にゆっぴーさん家にいた方々

結局アメリカへは行きませんでしたが、あそこでみなさんと話せたおかげでリーダーとしての自覚を持ちDFを引っ張れたと思います。

細見さん、誘ってくださりありがとうございました。

 

 


21のみんな

来年こそは全学へ。そのための準備を抜かりなく徹底的にやってください。

たくさん悩むと思いますがこの1年だけはどんなときも妥協と出し惜しみだけしないように。DF陣はまだまだ静かだと思うのでうるさいくらいになってください。な、勝部。

期待しています

 

 


22のみんな

ラクロッサーとして、リザーズの一員として、もっと強くなれると思います。

これからは今までよりチームのことを考えることが多いと思いますが、持ち前の陽気さは忘れずにチームを明るくしてください。

しばらくはFIT EASY通うから会ったら声かけてね。

 

 


23のみんな

君たちはめっちゃ上手くなっています。

これからたくさんの成長する機会があると思うけど、僕みたいにチャンスを無駄にすることのないように。先輩達に全力で食らいついて頑張って!

 

 

 



そして20のみんな

コロナとか不仲説とかいろいろあったけどみんなと最後まで頑張れて良かった。

本当に大好きな仲間。ありがとう。

なんだかんだみんな熱いところとか20独特のノリとか好きなところを挙げたらキリが無い。

これからは更に強くなったリザーズを一緒に見届けよう。

 

 

 

 

 

 

#2 DF 丸山陽介


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