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2026

soul #81 清水樹

まず初めに、日頃より名古屋大学男子ラクロス部に関わって下さっている全ての皆様に感謝申し上げます。今後も変わらぬご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。




あみから回ってきました。

あみは幹部の中でもしっかり者で、とても頼りになりました。1年間マネリお疲れ様。


次は田田です。

田田は今でも普通に壁打ちしてるラクロス大好き小僧です。ショート転向するのでヘッド下さい。





25lizardsでDFリーダーを務めました清水樹です。




全学決勝から2週間が経った。


正直まだ悔しいし、あれだけの声援を頂いたのに勝ち切ることができず申し訳ないです。

東京まで足を運んで下さった東海地区の皆様、あの会場で名古屋を応援して下さった全ての皆様、あの大声援には本当に勇気をもらい助けられました。ありがとうございました。


負けた原因について色々と考えていたが、特に差を感じたのは層の厚さとメンタルだった。


名大はスタメンが全員代えの効かない状況で、誰かが足を攣ったり負傷交代するとかなり厳しい状況だった。


一方で早稲田は、決勝に限らず負けたら終わりの大一番でもスタメンだけが常に出続けるのではなく、色々な選手が出ていて誰が出てきても一定水準以上の実力があり、攻守に隙がなかった。


メンタルに関しては、早稲田は名大がリードしている状況でも慌てず落ち着いてプレーしていた。

点を取ってもすぐに取り返され、決して2点差以上はつけさせてくれなかった。


その結果、4Qで早稲田ペースの時間に初めて2点差をつけられた。

ここで1点差以内で持ち堪えられなかったのが勝負の分かれ目だったと思う。


早稲田の選手たちは自信に満ち溢れていた。

最後に勝つのは絶対に俺たちだという強い意志を感じた。


それはおそらく関東のプライドではなく、実力からくる根拠のある自信だった。

早稲田のスタンドからもこの人たちなら大丈夫だろうという余裕を感じた。

この自信をスタンド含めチーム全体に行き渡らせることが、学生日本一になるチームの条件のような気がした。


明学戦でも同じようなことは感じた。あの試合は色々なことが重なって勝利できたが、実力では負けていた部分も多かったと思う。





後輩たちに伝えたいことは、慢心だけはしてほしくないということです。


今年、俺たちは確かに関東に勝ってラクロス界の歴史を変え、全国2位になった。


でも、完全に関東と互角かそれ以上の実力があったかと言われるとそうではない。

この結果に慢心し、昨シーズンと同じ努力量でいいと思ってしまっては学生日本一など達成できない。

圧倒的な実力をつけ、関東相手にも勝つのは俺たちだと思えるような自信を持つ必要がある。


今年ベンチにいた人は、まず早稲田のベンチにいた人達に勝たなければならない。


今年スタンドにいた人は、同じく相手スタンドにいた人達にまず勝たなければならない。


今年早稲田は全カテゴリーで優勝した。


現時点では実力的に負けている人がほとんどだと思う。

だからこそ、常に関東を意識して1年間過ごして欲しい。


といっても、引退して2週間みんなのラクロス垢の頑張りを見ていると、慢心してる人なんていなさそうでとても頼もしいです。

この調子で頑張ってください。



あと、特に1年生には頑張って欲しい。

今年ベンチに2年生が多く入っていたのは知っていると思う。


上級生の人数が関東に比べて少ないのは変えることのできない現実。


そこで、君たち1年生が全国決勝の舞台に出れるレベルに成長するかどうかで、1年後のチームの層の厚さが変わってくる。

新しく後輩も入ってきて育成も大変だと思うけど、自分の実力にもしっかり目を向けて頑張ってほしい。


ここまで上から目線で説教じみたことを書いてしまいましたが、1番後輩に伝えたかったことなので始めに書きました。

俺は来年Lizardsが学生日本一を取るところが見たいです。

みんな頑張れ!




ここからは4年間を軽く振り返ったあと、色々考えていたことを書いていこうと思います。



1年生では天才ラクロッサーけんぞーのプレーを見て、自分にOFの才能は無いと思いDFになった。

Fチームでは山中湖優勝、サマー優勝、新人戦優勝とかなり順調だったが、あかつきでは東大にライドでボコボコにされて4位だった。

自分は運動神経があまり良くなかったので、とにかくオフボールの動きとクロスワークを磨いた。



その甲斐があって2年生からはAチームでLMFの2枚目になり、さとるさんの背中を追いかける日々だった。20の先輩はとにかく優しくて、毎日楽しくラクロスさせて貰ってた。

しかし、大事な場面ではほとんど出してもらえずチームの力にはなれなかった。チームは東海Finalで敗れ、おまけに南山スカウで「戦う顔してないほうのロンミ」というあだ名をつけられて、かなり萎えた。ここからbattleface_laxが本格的に始まった。



3年ではLMF1枚目として試合にちゃんと出るようになり、自主練や筋トレもそれなりにやっていたが、苦手な1on1からは目を背け続けていた。その結果が東海Finalで最悪の形として表れてしまった。俺はかけどころにされて自分の裏ワンから2失点し、チームも敗れた。

なにより自分のプレーのせいでお世話になった先輩達が引退してしまったのが本当に申し訳ないし辛かった。



完全に自信を失った状態でDFリーダーになってしまった。

OFにはけんぞーや田田など3年生から活躍していた選手が多くいて、来年の名大はOFのチームだろうという感じだった。

俺も正直そう思っていたが、DFのせいで全国出場を逃すのが怖かった。

今年全国に出られないと、来年全国の舞台を経験した世代がいなくなってしまうこともあり、かなりプレッシャーを感じていた。

チームとしては学生日本一を目指していたが、正直この時は東海制覇が自分の中で大きな目標だった。

ただ、シーズン序盤は社会人チーム相手にDFが崩壊して負ける試合が続き、とにかく焦った。

こんな状況で呑気に帰省なんてしていられないと思い、とりあえず年末年始に京大ラクロス納めやでらしか杯などに参加してみた。

今まで一度も武者やラクロスイベントに行ったことがなかった自分にとって、これはかなり衝撃的な体験だった。

日本一を目指すチームのDFリーダーとして実力が足りなさすぎることに気づけたし、苦手な1on1についても様々なことを教えて頂いた。

この経験が半年後、1年後の自分を大きく変えてくれたと今でも思う。

俺もあまり行けてなかった側やけど、名大は武者行く人少ないのでもっと行きましょう。

確実に成長できます。



そこからはとにかく努力した。

4年生では後輩やチームのことを考える分、自分の実力はあまり伸びないと思っていたが、なんなら4年間で1番伸びた気がする。

今までラクロスで個人賞なんて一度も貰ったことなかったが、初めて東海のベストプレイヤーにも選ばれた。

でも、やっぱり最後まで名城ロング陣には敵わなかったし、夜久は1on1で止めれる気がしなかった。

全国で他地区の強豪校の実力を体感したことで、改めて東海地区のレベルの高さを再認識した。



DF組織に関しては、シーズン序盤は組織の基盤である個の能力にフォーカスし、食トレ企画などでまずはとにかくフィジカルを鍛え、対人メニューを増やして1on1で負けないような組織を目指した。


シーズン中盤以降はDFの立ち位置に関してかなりこだわってmtgを重ねてきて、安定感のあるDF組織になったと思う。


ラクロスのDFはもちろん対人能力やグラボ、パスカット技術も大切だが、展開が速い競技である分立ち位置が一歩ずれただけで相手やボールに触ることさえできず、スライドも飛ばしづらくなる。

立ち位置(ポジショニング)はDFにおいてかなり重要なスキルだと思う。


自分のアジリティやクロスで守れる範囲、ボールマンと味方の1on1の力関係、相手や味方の配置、味方ゴーリーのコンディションなど、様々な要素によってその場面の最適な立ち位置が必ずある。


もちろん1人1人の個人能力が高いに越したことはないため、まずはそれを磨くのが最優先だが、自分たちよりも個々の能力が格上の相手と戦う場合、この立ち位置がより重要になってくる。


試合の反省mtgでは、動画の数十秒に1回くらいのペースで細かい立ち位置の反省を出していて、正直DFのみんなはしんどかったと思う。

文句ひとつ言わず聞いてくれてありがとう。

後輩たちの成長が、シーズン後半のDF組織の成長に直結したと思ってます。

本当に後輩に助けられたシーズンでした。




また、シーズン終盤はASにも頼ることが多かった。

今年はASのデータを主にDFが使うことが多く、相手選手のショットコースや打ち方の傾向は特に役立った。


特にOFの選手は元々の経験スポーツなどによって癖があることが多い。

もちろん毎回同じ打ち方、コースでは無いので確率論ではあるが、間違いなく相手のショットにクロスを合わせやすくなった。

相手の得意プレーも事前に把握しておけば対策できる。試合の中で修正もしやすい。


名大は他大よりMGの人数が多く、より膨大なデータを集められるためデータの信憑性も高い。

これは間違いなく今後Lizards の強みになっていくと思う。





ここまで軽く4年間を振り返ってみて、辛い経験もあったがラクロスを嫌になったりやめたいと思ったことは一度もなかった。

特に最後の1年は重圧を感じることも多かったが、それ以上にラクロスが楽しかった。


今年の名大の強みはとにかくラクロスを楽しめていたことだと思う。


結果を出さなければいけない使命感や負けたら終わりという緊張感ももちろんあったが、それ以上にラクロスを楽しむ心をみんなが持ち続けていたことが最終的な結果に繋がった気がする。


特にOF陣は試合中も本当に楽しそうで、後ろから見ているこっちもワクワクするようなプレーをしていた。

グラボやライドはどのチームよりも激しく、泥臭いところも頼もしかった。

夏のリーグ戦ではミスだらけでOF時間が短くムカつくこともあったが、最後は助けられてばかりだった。

本当に凄いOF陣でした。ありがとう。






名大の選手は真面目だ。



これはたまに耳にする言葉で、いい意味でも悪い意味でもある。

コツコツ努力を続けられたり、コーチや先輩のアドバイスを素直に受け止めて実行できる。

ただ、大一番では固くなってミスが増えたり、ミスした後に申し訳なさや悔しさからそれを引きずってしまう人が多い。


「お世話になった先輩たちに報いなければならない。」


「ここでミスったら自分のこれまでの自主練が無意味になる。」


「自分のミスで先輩達を引退させてしまったらどうしよう。」


特に4年生の引退がかかった試合などになるとこのようなネガティブな感情に支配されてしまう。


真面目な人ほどこのような傾向があると感じる。

実際自分も2、3年の時はこのような感情に支配され、大一番で思うようにプレーができなかった。


逆にこのようなプレッシャーを感じにくい人は不真面目なのかと言われるとそうではなく、いい意味で自分のためにプレーできている人だと思う。


「自分が活躍して目立ちたい。」


「自分がこのチームを勝たせる。」


「自分が日本一の選手になりたい。」


学年は関係なく、自分のプレーに自信がありラクロスを楽しめている人ほどこのようなポジティブな感情を抱くことができる。


多分日本代表レベルの人達はとてつもなくラクロスが楽しいだろう。


焦りや使命感だけでラクロスをやっていてもモチベーションの維持は難しい。


もっと上手くなればもっと楽しくなれる。


だから自主練や筋トレも頑張れる。


このマインドを持つことが、4年間大学の部活動という厳しい環境に身を置き、チーム内外の熾烈な競争を勝ち抜いていく上で大切なことだと思う。


俺は4年生になってからこの考え方でかなり成長したと感じる。



もちろん考え方は人それぞれで、誰かのために戦う方が力を発揮できる人もいると思うので、参考程度にしておいてください。








まとまりのない文章になってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。

最後に、お世話になった方々に感謝を述べて終わりたいと思います。




そぶさん

俺は今までのスポーツ人生で、そぶさん以上に熱いコーチには出会ったことがないです。

そぶさんの熱心なご指導のおかげで、チームとしても個人としても大きく成長することができました。4年間本当にお世話になりました。



ザックさん

ロンフェをやっていたのでザックさんとも話す機会が多く、お世話になりました。

地元が滋賀なのもあって関西弁に親近感があり、ザックさんと話すのが面白かったです。

フェイス飲みするとき誘ってください。



あきとさん

お忙しい中AチームのDFコーチを引き受けてくださりありがとうございました。最後の一年は特に戦術面で助けてもらうことが多く、本当にお世話になりました。店の予約は任せてください。



さとるさん

2年間憧れの先輩として、今年はFコーチとして本当にお世話になりました。

今年ここまで成長できたのは、間違いなくさとるさんのお陰です。

来年は一緒にFコーチ頑張りましょう!



まるちんさん

特に2年生の時に優しくして下さってありがとうございました。Fから上級になってもラクロスを楽しめたのはまるちんさんのお陰です。今年はまるちんさんのような優しいDFリーダーを目指していました。



源さん、はるきさん

一年生の時、お二人に教えてもらったことが俺のロングの原点で、ずっと憧れでした。

来年はからはお二人のようなFコーチになれるよう頑張ります。

源さん毎回試合観たあと帰るの早すぎます。

また本山のとりのすけで飲みましょう。



けんすけさん

一年生のとき、バディでラクロスの基礎を教えて頂きありがとうございました。

クロスワークが強みになったのはけんすけさんのおかげです。

来年はFコーチのやり方も教えてください。



19世代の先輩方

1年生だった僕たちに全国の舞台を見せて頂きありがとうございました。全国準決勝の明学戦前は、19世代の慶應戦を見返して勇気を貰っていました。



20世代の先輩方

まだ2年生のくせに生意気な22世代をのびのびとプレーさせて頂きありがとうございました。上級になってもラクロスを楽しめていたのは間違いなく20世代のおかげです。



21世代の先輩方

1番長くお世話になり、1年の時から最後まで沢山ご迷惑もおかけしましたが、優しくして下さってありがとうございました。

DF陣は22より23と仲良くしてて悲しかったです。

まだ名古屋にいる方も多いと思うので、これから仲良くなりましょう。



23世代

本当に頼りになる後輩達でした。

君たちの実力は既に全国レベルだと思いますが、努力家ばかりなのでまだまだ伸びます。

プレッシャーを感じることも多いと思うけど、あんまり気負いすぎずラストイヤー楽しんで下さい。



24世代

一人一人にすごくポテンシャルがあり、伸び代がかなりある世代だと思ってます。

23にビビってばかりじゃなく、23を引っ張るくらいのつもりで頑張ってください。

みんながスタメンで活躍している姿を見るのが1番楽しみです。



25世代

最初にも書いたけど、みんなの成長が間違いなく来年のLizardsの鍵を握ってます。

Fから上級になって苦しいことも増えるかもしれないけれど、ラクロスを楽しむ気持ちは忘れずにみんなで切磋琢磨していってください。新人戦の借りは来年上級と一緒に返そう。



同期

色々あったけど、最後までみんなで続けられてよかった。

22はなにかと持っている世代だと思う。

新人戦決勝も、明学戦も、劇的な試合が多かった。

学生日本一は達成できなかったけど、Originは達成できた。

これからはOBGとして、みんなでLizards に恩返ししていこう。

最近全然会えてなくて寂しいのでタックの家集合で



かずま

正直あまり心配はしてないけど、もし困ったことがあったらいつでも頼ってください。

かずまの造る最強のDF陣期待してます。

名古屋の81番を伝説にしてくれ



家族、親戚の皆さん

ラクロスを続けられたのは、皆さんのご支援のおかげです。

最後は東京まで応援に来てくれてありがとう。

決勝では3ボールダウン3グラボ達成しました。

あと2年間ご支援よろしくお願いします。






周りの人に恵まれた最高の4年間でした!


ありがとうございました!







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#81 清水樹

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