はじめに平素より名古屋大学ラクロス部を応援してくださっている皆様、心から感謝申し上げます。
4年の わっきー こと山脇悠矢と申します。
実はたけしよりヒエラルキー低くて、面白いことを書ける人間ではないので、
自分らしく真面目に書きますが読んでいただけたら幸いです。
劣等感を感じ続けた4年間だった。
1年生、はじめは純粋に楽しかった。
時が進むにつれて同期の上手い奴らとは差がついていった。
今思えば熱量、考え方、センスあらゆるものが足りていなかったと思う。
ユースの選考メンバーにはかすりもせず、
新人戦も試合に出て優勝したものの自分が大きく貢献したという感覚はなかった。
2年生3年生のときはBだった。
がむしゃらにやっていた。
つま恋、七帝、Bリーグ、B飲みと本当に楽しかった。
しかし、Aチームにはかすりもしなかった。
自分の無力さに失望しては、自分を奮い立たせて練習していたが、そんな後ろ向きな姿勢では成長できるはずなかった。
先輩に下手くそなことをいじられそうになっては自虐をして笑ってもらって逃げていた。
4年生になっても、決して最上級生として見本になれるようなプレイヤーではなかった。
先代のロングの人たちはみな実力があり憧れていたが、自分はほど遠かった。
それでも少しは成長しAチームに参加していたが、同期や19のDF陣が大きく成長していく中、自分はぱっとしなかった。
そしてA2との練習試合でもやらかした。
最上級生でありながらDFの足を引っ張っていた。
結果Aチームから離れることになった。
その日は研究室に行ったが何も身が入らず帰宅、無力な自分に泣いた。
期待に応えられず失敗を繰り返す自分がまた嫌いになった。
でも、この時自分としっかり向き合い、これが実力なんだと受け入れた。
自虐して逃げていた時から少し変わることが出来た。
「失敗はするしダせえ人間だけど、そんな自分と向きあって前向きに成長できれば、それは自分らしくていいじゃないか」
そう思って自分のことを認めて前向きに考えられるようになった。
そんなラクロス人生を最後まで貫こうと思う。
ここからは後輩たちへ、
それぞれが自分で納得できる、自分らしく成長できたなと思える4年間を過ごしてください。
僕のようになかなか成功出来ず、自分って駄目だなと思った時でも、自分を受け入れて前向きに努力し、成長に繋げられればきっと誇れる個人に近づくことが出来ます。
Lizardsはそんな経験が出来る環境です。
後輩のみんなには、もちろんリーグに出て、全学に出て、活躍してほしい。
でもそういう目に見える結果とは別に、全員が「自分らしかった」と納得できるような中身の濃い四年間を過ごしてほしいというが僕の願いです。
また、下級生のうちからもっともっと理念のこと、Lizards全体のことを考えられるようになってもらいたいです。
自分はFだから、Bだから、チーム全体に与えられる影響なんてないんじゃないかと思ってしまいがちだと思います。
自分もそうでした。
Bのmtgの時も言いましたが、
Bリーグ初戦でBチームが劇的な勝利を収めた次の日、
Aチームの練習に勢いが生まれているのを感じました。
Bチームが勝ってもAの勝利には直結しないし理念の体現にはならないって考えている子もいたけど、
決してそんなことはないと思います。
AもBもFもスタッフも全員がLizardsの一員で、鮮烈な時間を共に創るのに欠かせない存在です。
18の皆さん
雑にいじられることくらいでしか存在意義出せないような自分でしたが、みんなと共に四年間過ごせて最高でした。
新人戦を超えるような鮮烈な時間を最後にみんなと味わいたいです。
18DFのみんな、特にゆーたろうには迷惑かけたけど、一緒に戦ってくれて本当にありがとう。
引退の時が迫っていますが、少しでも長く皆さんの脇を拝借したいです。
いつも締めた後コーチの方々に、「こんなんじゃ一生締まらん」とダメ出ししていただくのも僕にとっては至高です。
これからの試合、
自分にどれだけ出番があるか分からないけれど、
万全の準備をし、
必ずチームに流れを与えるプレーをしてみせます。
目の前のグラボ全部拾ってみせます。
読みにくい文章だったとは思いますが最後まで読んでくださりありがとうございました。
今週から、負けられない戦いが始まります。
Final4、Final、そして全学
21Lizards
全員で
鮮烈な時間へと
駆け抜けよう
