平素よりお世話になっております。OBOG並びに関係者の皆様、日頃より当部を支援していただきありがとうございます。
また、予断を許さない状況が続く昨今の情勢の中で大会運営に関わって下さるすべての方々に感謝申し上げます。
さいかからバトン受け取りました。彼女には4年間かなり助けられてきました。いい女のはずなんですが、さいか推しの男を聞いたことがありません。
原付ぶっ壊れて修理費聞いた時目の前が真っ白になってナニで支払わせようか真剣に悩みました。冗談です。
俺とさいかの間に面倒事起こしたやまもりは普通に許しません。マジで。
あと就活がしんどいです。優秀なりざーずの先輩方、助けて下さい。
むぐとけーすけのクズ3人で頑張っています。ESの締め切りとそうるの締め切りに追われています。りのがさいかのソウルをとちったと聞いて、足下見ました。日にちずらしてくれん?って言ったら通りました。
ちなみに次回のそうるはりさです。我らがDFリーダー:瀬戸ゆうたろうの良いところをりざーずで最もよく知る人物です。そんな有能マネの文章にご期待下さい。ごめんよ日にちずらしちゃって。
でもずらした日が試合前日だったので少し後悔しています。
アツいこといえたらいいけどそんなタイプじゃないんで自分らしく書き残せたらと思います。砕けて書きます。
入部は割と雰囲気で決めた。勉強はやれるとこまではやったし、一人暮らしだし友達できたらいいやって感じだったと思う。入った後で学生日本一を本気で目指してるんだって知ってちょっと引いた。しかも名大が全国で見たら全然しょぼいって知って尚更。だから熱量でついてけなくなったら普通に一年で辞めてもいいやって思ってた。
自分が信じてない目標ほど無意味な時間も努力も無い。できないって思ってることを頑張れない人間だった。
二年、悩むことすらしなくなっていった。部活休むことに抵抗感なんか無かった。
あかつきも七帝もつまごいもラクロス上手くなろうなんて1ミリも考えてなかった気がする。
気づいたら足の靱帯ぶち切れてたし、健康状態もありえないくらい終わってモチベ関係なく部活に参加できない期間もあった。
そんな時期があったら萎えるのが当たり前なのに純粋に大学生らしいことを楽しんでた。
転機はやっぱ17が理念を作り出したくらい。
”なぜ学生日本一を目指すのか”
”なぜラクロスをやっているのか”
健全な大学生なら週4回も5回も朝早い生活なんて嫌に決まってる。夜な夜な自主練もしないし、毎日ビデオみて反省書いて筋トレもしない。ちょー細かいデータの分析に膨大な時間使ったり、他人の体のためによくわかんない筋肉の名前とかいちいち勉強してられない。
地元に帰ったら誰も知らないようなスポーツで「学生日本一を目指して毎日頑張ってます!!」って言ってもしょうがない。
ラクロスめちゃくちゃ上手くても人生対したプラスにもならない。
しかも、東海地区は全国で見たら大学数もめっちゃ少ないし、弱い。
4年間そんな努力を重ねた心の底から尊敬できる先輩方が全国出たらボコボコにされるかもしれないし、そもそも全国にも行けないかもしれない。
現実はそんなもんで、無力感を感じて辞めていく人を何人も見てきたし、
後悔してる人も知っている。
自分はずっとそっち側の人間だ。きっと今も辞めたいと思ってる人は少なからずいると思う。
自分が信じる道にいけば良いと思う。辞めるという判断は逃げじゃない。
じゃあなんで自分はここにいるんだろう???
コロナなくて部活だけしてたら永遠に向き合ってなかった問いだと思う。
これに関してだけはまじで感謝してるコロナ。ありがとうコロナ。
もっと良かったのは自分と向き合うだけじゃなくて、仲間の思いも底から知ることができたこと。あの機会無かったらフェードアウトしてたと思う、多分。
詳しくは長くなるから割愛、でもここで自分の中に踏ん切りをつけた。
昔から枠を決めてそっから出ようとしなかった自分。
この一年で変えてやろうと決めた。
迎えた4年、どうだろう。
ぷれいやーやまねとれからどうみえてるか知らんけど、今これ読んでるみんなと、部活の話をするのが少しだけ、楽しい。
試合に出れなくてもなんも感じなかった自分が、練習中のたかがひとつのパスカット、たかが1失点を死ぬほど見返して嬉しくなったり、悔しくなったりする。
わからんこと聞いてくれる後輩に、
仲間からの激励に、
コーチや先輩からかけてもらえる言葉の一つ一つに、何が何でも応えてやると意気込んでる自分がいる。
褒められて喜んでる後輩の顔を見て、なんでか自分も同じ感情になる。
自主練したりビデオ見て反省書いたりすることが当たり前になって、最近頑張ってるじゃんって言われても、努力してる感覚なんて全くない。
もっともっと上手くなって、瀬戸を支えたい、強い組織にしたい、みんなと特別な時間を過ごしたい。
あんどぅになんか死んでもクロスわたさんからな
名大は全国でめっちゃ通用するかって言われたら、多分しない。あのとき信じられなかった目標が今、鮮明に見えるわけじゃない。
でも、俺が部活を続ける理由はもうそこじゃない。
結局、どんだけマイナーなスポーツだろうと、環境があーだこーだって言ってみても、自分で変えられる範囲は自分との向き合い方くらいで、部活やる意味とか価値は全部自分で決めるしかない。
信じれなかった目標も、今は信じた仲間と最後まで向き合い続けることができる。
そんな尊さしか無い時間も残りわずか。
名大はこれから日本一を目指す組織から日本一にふさわしい組織に成っていく。
今年はその変革の最初の一歩だと信じてる。だからこそ、自分はこの道に残った。
21りざーずの活動も9割くらいは過ぎたけど、俺たちの仕事はここからが本番。
自分がしてきた選択は絶対正解にする。
もうないものねだりはしない。持ってるもんで最善の戦い方をしていこう。
最高の形で後輩たちにバトンを渡そう。
最後に
むちゃくちゃいろんな人に迷惑かけてきた4年間だった。
18の中でも屈指の害悪だった自覚はもちろんあります。
同期にも一人一人謝らなきゃいけないことがここで書き記せないくらい山ほど残ってる。
身勝手だった自分と一緒にやってくれて本当にありがとう。
あと、わっきー。
二年からずーっと同じポジションだったわっきー、
「18のロンミ何も成長してなくて話にならん」って
ゆっぴーに言われた時も一緒にいたわっきー、
訳分からん時間でも一人で黙々と自主練してたわっきー、
どんだけへこたれてもいつも目の前のことにまっすぐ向き合ってる姿をずっと尊敬してたし、自分もちょっとだけ変われた気がする。
ずっと愚痴聞いては励ましてくれた友達、
半ば強引に部活に集中する選択をして、それを黙って支えてくれた両親、
やらかしてはぶち切れられ続けてそれでも面倒見てくれた尊敬できる先輩達、
か弱い俺の体を気遣ってくれるトレーナー、有能すぎる母親のようなマネージャー、
こんなご時世に入部して、ろくに練習も飲み会もできてない、なんならまだ話したこと無い子もいっぱいいるけど名大が試合するために協力してくれてる21のみんな、
真面目でめちゃくちゃ頼もしいかわいいかわいい19、20の後輩達、
一緒に本気で戦えることを誇りたい。この仲間とやれている自分がいかに恵まれているか。
散々チームに迷惑かけてきた俺は、選手としてグラウンドに立って貢献するチャンスがある。
勝ち進んでお世話になったすべての人に報いたい。
自分が選んだ道は間違ってなかった。今もそう思う。それを、勝つことで証明したい。
俺がそんなことを願うのは、おこがましいけど、その思いは譲らない。
タイピングする手も、文章考える頭も、もう限界なんで許して下さい。
引退してからみんなとどんなこと話せるのか楽しみです。
多分くそ暇してるんで同期も後輩も先輩もいっぱい誘ってね、
特に後輩には貢ぎたいと思います。
明日はfinal4、南山戦。
名大が本気で日本一を目指すなら、勝って当然の相手。
分かってる。
南山の底力の怖さは俺たちが一番よく知ってる。
誠意を持って圧倒しよう。
鮮烈な時間の共創
誇れる個人になり、誇れる枠を広ぐ
すべては、最高の景色のために。
#77 多長 真