4年TRの高橋美優です。
いつも応援してくださるOB・OG、保護者、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
はるきからバトンを受け取りました。
が、あの時、愛は受け取りませんでした。ごめんなさい。
佐賀で3点取ったらご飯でも行きましょう(笑)
私の次はしょーいです。
口を開けば嫌味ばっかりでとても憎たらしいですが、どこか憎めない天性のあざとさを持つ男です。
そして、やる時はやる!決める時は決める!
そんなところはかっこいいなといつも思います。
さて、ここからは私がリザーズの一員として感じてきたこと、
そして後輩への想いを綴っていこうと思います。
soulを書く順番が代わったり後ろ倒しになったりで、なんだかんだで2週間くらい考える猶予がありましたが、考えれば考えるほど書きたいことがわからなくなりました。
2週間考えてこれかよ!っていうツッコミは受け付けません(笑)
駄文ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです。
"挑戦"、"後悔"、"仲間"
私の4年間を表すならこの三単語が相応しいと思います。
"挑戦"
これまで部活というものに所属したことがなかった私が、この部活に入ったこと自体大きな挑戦だった。
この部活でなら濃密な4年間を過ごせると確信していた。
今4年間を振り返ってもあの時の選択は正しかったと心から思う。
そこから頼れる先輩方がしっかりと道を示してくれたおかげで、様々な挑戦をすることができた。
個々人に合ったテーピングを調べて巻いた時、
筋トレマスターになりたくて図書館で猛勉強した時、
SNS班やPV班として何かを発信した時、
コロナ禍で新しい形態での新歓活動、
その他日々の様々な活動。
新しいことに取り組む瞬間が一番イキイキしていた。
自分がこの部活にいる価値を感じられる瞬間だった。
自分で考えて動いて、それが誰かの役に立つのが本当に嬉しかった。
"後悔"
壁にぶち当たったのは、3年生の春。
新歓関係のことで必ず部のためになると確信したことがあって、それを周りに相談もせず一人でやろうとしていた。
その時、自分の考えと当時の幹部の方針が合わなくて全部白紙になった。
自分を全否定された気分になって、めちゃくちゃ泣いた。
今思えば当時の幹部は正しいことをしただけで、むしろちゃんと向き合って正してくれてありがとうという気持ちだけれど、当時の私には到底理解できなかった。
そして私が一番後悔していることは、この時感じたやるせなさをズルズルと引きずったまま、最上級生になってしまったこと。
もっと周りに相談すればよかった。
組織に対して思うことがあるなら発散すればよかった。
いつまでもいじけてないで、前を向くべきだった。
など、いろんな後悔が絶えない。
より一層責任感を増していく同期の幹部陣や、
周りを巻き込みながら努力している同期、
そして目に見えて成長していく後輩たちを横目に
私の成長や挑戦はここで止まっていた。
理念mtgが嫌いだった。
「自分がここにいる理由」を考えさせられるから。
その度に、私はここにいるべき人間じゃないと思った。
一緒に戦えている気がしなくて、「勝ちたい」と口にすることができなかった。怖かった。
"仲間"
そんな後悔だらけの私にもう一度頑張りたいと思わせてくれたのは、仲間以外のなにものでもなかった。
全国の舞台に立ちたくても立てなかった、その機会すら奪われてしまった先輩方。
コロナで楽しい行事や試合何一つできていないのにモチベを絶やさず頑張っている後輩。
そしてこれまで楽しい時も苦しい時もいつも一緒だった同期。
みんなのために最高の舞台で戦いたいと本気で思った。
こんな最高の仲間に出会えてなかったら私は絶対に今ここにいない。
この場を借りて、感謝を伝えます。本当にありがとう。
後輩へ
理念mtgなどを通して、「自分がここにいる理由」を客観的に考える機会が増えたと思います。
私がみんなの年だった時はそんなこと全く考える機会がなかったので、とても恵まれている環境だと思います。
でもその分、その答えが見つからず、もがいている人もいるのではないかと思います。
私もそうだったからわかります。
きっとみんなそうです。
私が伝えたいことは、その答えを見つけるためにはまず、
「自分が誇れる自分になる」になってみてほしいということです。
毎日休まず練習に行く。自分の役割をこなす。自主練や筋トレをする。
当たり前と思うかもしれないけど、そんな当たり前を当たり前にできていることって本当にすごいことだと思います。
だから時にはハードルを下げて、自分を褒めてあげましょう。
その上で、努力が足りないと感じる部分も出てくるはずです。
そんな時は、難しいことは考えず、自分のために頑張ってみればいいと思います。
そうやって自分で自分を認められるようになって初めて、誰かに対して、組織に対して何かしたいと思えるものだと私は思います。
また、自分の存在意義は自分で見つけるものであるのと同時に、周りが決めてくれるものでもあると思います。
だからあまり考え過ぎず、できることから一歩一歩進んでいってほしいです。
そして全員が「ここにいる理由」を見つけられたその先に、
「学生日本一」があるのだと思います。
今後、LIZARDSがどんな組織になっていくのか。
それを見るのが楽しみで仕方ないです。
と同時に、変革の時代(とき)にLIZARDSの一員でいられたことを誇りに思います。
最後に
次はいよいよ全学準々決勝。
私たちが目指す最高の舞台の通過点に過ぎない。
残された一瞬一瞬を大切に。
勝ちたい。勝とう、みんなで。
TR 高橋美優