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2022

soul #5 児玉拓夢

まず始めに、日頃よりLizardsを応援・支援していただいている皆様、本当にありがとうございます。皆様の熱い声援のおかげで、先日の東海FINALを勝ち切り全学へ進むことができました。今後とも暖かいご声援の程、よろしくお願いします。


MGのりのからバトンを受け取りました。りのは高校の時同じクラスでした。その時から現在まで、彼女の手の平で転がされているような気がします。

次はMFのしゅうやにバトンを託します。彼のプレーは一級品。東海FINALで披露した唸るようなシュートは、見ていた全ての人を虜にしたことでしょう。今年1年OFを引っ張ってきた彼のブログにご期待ください。






俺は、Lizardsにとって価値ある存在になれているのだろうか…



この1年間は常に葛藤していた。

プレー面はもちろん、最高学年として、人間として、後輩たちから目指すべき存在としての姿を見せることができていたのか。その答えは自分には分からない。



去年のリーグで、相当悔しい思いをした。東海FINAL4から全学FINAL4までの4試合。出場時間0秒。得意だと思っていた対人も、走力を生かしたワンポイントでの起用も、チームの武器になりたくて始めたロングフェイスも、何も出来なかった。ただ、奮闘するチームの仲間をベンチから眺めることしか出来なかった。何も価値を生み出す事が出来なかった。



だから、努力した。自らの技術の向上についてはもちろん、他の同期に比べプレーでは劣る分、ラクロスに、部活に向き合う姿勢だけはチームで1番であろうとした。


あまり得意ではなかったが、後輩に積極的に話しかける努力をしたり、怪我の時もボールケア頑張ったり、建築ラクロスのストーリーで自主練の発信をしたり、、、全てを正当化するつもりはないが、常にチームのために頑張ってきた自負はある。それを見て、たとえ1人でも自分も頑張ろうと思ってくれた人がいるなら、これほど嬉しいことはない。




と、ここまで書いてきましたが、後輩たちには、今のLizardsにとって価値のない人間など1人もいないということを伝えたいです。プレーで貢献するプレーヤーはもちろん、怪我をして満足に活動できない人も、苦しいリハビリを頑張っているのを誰かが見ています。必ず誰かの原動力になっています。スタッフも、あなた達のその献身がなければ僕達はそもそもまともに練習をすることすら出来ません。本当に感謝しています。誇りを持って欲しいです。





改めて、この4年間は本当にあっという間だった。


これも全て、仲間に恵まれたからだろうか。学業に追い込まれてどれだけ辛い朝でも、グラウンドに行けば気づいたら心が軽くなっていた。その日の練習で上手くいかなくて落ち込んでいても、石段でみんなで集まっているだけで元気になった。これもあと数えるほどになると思うと、正直寂しい。

だから、絶対に勝ちたい。どんなに泥臭い役割だっていい。みんなと最高の瞬間を分かち合えるその時まで、戦い抜きます。




やるよ。



去年見れなかった景色をこの目で見るんだ。



どれほど素晴らしいものなのだろう。



3年半前、あまりにも壮大だと思っていたあの目標を、目指せるところにやってきた。



これからの道のりはこれまでと比べ物にならない程辛く険しいはず。



でも絶対に乗り越えられる。だって、最高の仲間達がいるから。



こんな経験は今しかできない。



全力で楽しもう。





Lizardsに入って、本当によかった。







#5 DF 児玉拓夢


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