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2023

soul #34 守内優斗

まず初めに、平素より名古屋大学男子ラクロス部を応援してくださっている方々に感謝申し上げます。今後とも応援の程よろしくお願いいたします。

 



4年DFの守内優斗です。久しぶりに大きく体調を崩しており、頭が回っておらず、うまくまとめられるか不安ですが、お手柔らかにお願いします。

 

 


毎年恒例の4年生のソウル、いつか自分が書く側に回るんだろうなと、分かってはいたものの実際にその時がきても実感はあまり湧かず、何を書くかまとまらないが、とりあえず入部した経緯あたりから始めようと思う。

 


入部したきっかけは、そこまで深いものはなく、ほとんどノリと勢いだけだったと思う。実際にラクロス部は勢いとか流れとかで入る人が多いのではないだろうか。けれど、ノリと勢いの根底には何か新しいことやってみたいなと、そんな考えがあった。

 


“人生は一度きりだから・・“ なんて便利な言い回しがあるが、割とその考えは私の中で大事にしていて、正直部活なんか入らず、だらだら過ごすほうが性に合ってるだろうなとは思いつつも、今までの人生はずっと部活動に所属してきた。大学でも、「せっかくの一度きりの大学生活だしラクロスとかいうスポーツやってみるか」とラクロスを始めた。


 

始めたころはどんどん新しいこと覚えられるし、成長も感じられ、楽しいことが多かった。でもしばらく時間がたつと、部活の面倒さが勝り、他の大学生が寝てるような時間から部活に行き、夏休みとか春休みとかもほぼ毎日部活をしてるような生活に嫌気がさすことも多くあった。

 


それでも部活をやめることなく最後まで続けた。走りきった。それは部活を途中でやめるのはなんか違うなという意地と、ラクロスの、名大ラクロス部の魅力のおかげだったと思う。

 


どんなに意地で続けようとしても、それに何か魅力が無いと続けるのは難しい。部活はもちろん面倒なことも多いが、試合で勝つ面白さや、1on1で完封できたときの気持ちよさが私を部活に引き留めてくれたと思う。

 


1年生はこれから新人戦の後だとか、学年が上がった後だとかの節目に部活をやめようとする人が多く出る波が来るかもしれない。これはほぼどの世代でも起こることだ。部活を絶対にやめるなとは思わない。メンタル的にもうついていけなかったり、他にやりたいことがあったりしたら、やめるのも良い選択肢だ。ただ、ちょっとめんどくさいだとか、特に深い理由がないのなら、だまされたと思って続けてみてほしい。確かにきついことも多くあるが、一度きりの大学生活をとても濃く、充実したものにしてくれるのは間違いない。別に名大ラクロス部の歴史に名を刻もうと必死にならなくても良い。ただやりきるだけでも十分だと思う。

 


最後に、今後社会人になって、私がラクロスを続けることも、名大ラクロス部に関わることもほとんど無いと思う。だが、また名大ラクロス部が東海王者として返り咲き、いつか関東の壁を越えることを影ながら応援したい。

 

 


いつかの新歓試合で和久がまた1年生に戻ったら次もラクロス部に入るようなことを挨拶で言っていた。そこまで言えるかは分からないが、私はラクロス部に入ったことに全く後悔はない。この組織で、この世代で、ラクロスができて良かった。本当にありがとうございました。





#34 DF 守内優斗


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