21LIZARDS主将を務めます、伊勢谷太一です。
平素より名古屋大学男子ラクロス部を応援していただきありがとうございます。今年度も引き続きよろしくお願い致します。
昨年度、全学選手権が中止となり、今まで目指してきた「学生日本一」に挑むことさえできませんでした。
しかし17世代の先輩方を中心に部員全員で
「なぜLIZARDSに属しているのか」
「なぜラクロスをしているのか」を見つめ直し、
「なぜ学生日本一になりたいのか」を深く考え、議論しました。
長い時間をかけて何度も議論を重ね、部員の思いを文字に起こし、LIZARDSの存在意義、共通認識として名古屋大学男子ラクロス部の組織理念を掲げました。
コロナ禍でラクロスは思うようにできませんでしたがあの時間があったからこそ、これからのLIZARDSはさらに強い組織になることができると確信しています。LIZARDSの財産とも言える時間でした。
そして今年は理念を掲げて初めて挑む1年になります。今年度掲げた目標は「学生日本一」
ですが今年は今までとは違います。これからのLIZARDSには揺るがない「学生日本一を目指す理由」があります。
未だ達成されたことのない高い目標ですが、チーム全員が主体性を持って貪欲に勝ちに行き、理念を体現してみせます。そんなチームを僕が作ります。応援よろしくお願い致します。
ここからは現役へ向けて今年意識して欲しいことを言います。
「本気でぶつかり合う」
理念を掲げて本格的に活動し始めて2ヶ月程経った。先日のmtgで代替わり後のLIZARDSを振り返って組織、誰かの良い点と悪い点を行動指針を基に議論した。
自分自身も主将になって今まで気づけなかったみんなの良い所にたくさん気づけた。
最近まで辞めるって言い出してた部員が今では筋トレに誘ってくれるし、目に見えてわかるほど上手くなってる。誰かが頑張ってる姿を見るだけで俺は今すごい嬉しい。自分も頑張ろうと思える、ありがとう。
でもそれと同じくらい今のLIZARDSに足りない部分に気づく。
先日のmtgでたくさん良い点について議論はできた。でも俺らが強くなるためにはもっと悪い点に目を多く向けて、指摘し合って、議論して、日々改善していかなきゃいけない。
人前で声を出して何かを指摘するのは勇気のいることだと思う。自分の意見を言うことは簡単ではないと思う。
でもみんな組織に対して思っていることはもっとあるはず。
もっと本気でぶつかり合おう。俺らはただの仲良い集団じゃない。本気でぶつかり合うことで仲が悪くなったとしてもそれも同じ目標を目指す組織の1つのあり方だと思う。今までのLIZARDSにはそれが足りない。
でも本気でぶつかり合う上で行動指針の1つである「尊重しているか?」を忘れないで欲しい。
目指す姿は
他人を尊重して、組織が強くなるためにお互いの思いをぶつけ合うチーム
そんなチームを俺が作るから、みんなもそれに本気でついて来て欲しい。
俺らはまだまだ弱い。でもその分強くなる伸びしろしかない。俺らならできる。
長く拙い文章でしたが、これをもって幹部挨拶とさせていただきます。今年度もよろしくお願い致します。
主将 伊勢谷太一