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2021

soul TR 田中七月



こんにちは。


4年TRの田中七月です。



まず初めに、日頃よりご支援・ご声援頂いているOB・OG、保護者、学校関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

コロナウイルス拡大による厳しい状況もあった中、皆様のおかげでLIZARDSは今こうして活動することができています。

引き続き、あたたかいご支援・ご声援の程よろしくお願い致します。




本当は昨日の夜締め切りの予定だったのですが、爆睡していました。

りの、本当にごめんなさい。

そして私の後のみなさん、ずれてごめんなさい。




さて、


はやとからバトンを受け取りました。


はやとの紹介をしたいですが、ぴったりな言葉を見つけることができません。それくらいヤバめな人です。ちなみにはやとも私のこと大好きなので相思相愛です。部活でもバイトでも一緒に帰ります。そんな仲良しな私たちなので、日本一になって、一番最初にはやととお酒を飲むのは私です!みんなごめんね!




次はあやにバトンを渡します。


あやは、みんなご存知できマネです。なんでもカバーしてくれるあやには頼ってばかりだけど、やめられません。これからも頼ります。

「実習がある中、スタッフリーダーを看護の2人でやるなんて無理だ」と言ってあやを困らせたこともありましたが、実習が時短かつオンラインになったので耐えました。こんなこと言ってるのは、教授たちには内緒です。






いよいよ本編はじめます。

うまくかけてる自信はありません。

ヒエラルキーを考えてみると幹部としての地位をまったく保てていない私ですが、がんばって想いを綴ります。




4年間通じて私が考えた、”後悔”について書きます。





”後悔”には2種類ある。




”するべきでない後悔”と、”していい後悔”。






”するべきでない後悔”は、

挑戦しなかった末の後悔。恥じるべき後悔。私が1,2年の時に山の数ほど経験した後悔。みんなにはしてほしくない後悔。




15の全学の日、チーム一丸となって早稲田と戦ったというより、Aチームの試合を見に来たって感覚だった。

負けた時、負けを心の底から痛感してない自分がいた。Aチームに何が貢献できたんだろう、1年間、ただ言われたことだけをやって、ただ部活の仲間が好きなだけで部活を続けてた自分が悔しかった。


関東遠征で武者修行に行った時、学生TRの限界を突きつけられた。

関東の学生にわからないこと聞いたら、「そういうの全部プロのTRがやってくれますよ!」って言われた。この時私は、「じゃあプロのTR雇えば学生TRはいらないんじゃない?」としか思えなかったし、関東の学生に何も言い返せない自分が悔しかった。


ある日、後輩から「TRってこんなに知識つけるのに、あんまり使う場面ないですよね」って言われた。

勉強してきたほとんどのことが無駄だよって言われてる気がして、チームに何も還元できてないただいるだけの存在な気がして、悔しかった。




この後悔は全部、私が受動的な人間で、チームにとっていい影響も与えず逆に悪影響も与えない人間で、ただ4年間楽しい思い出が残ればいいと思ってたから起こった後悔。

本当に何も考えていなかった私は、この後悔が恥じるべき後悔だって気づいたのも遅かった。






そんな私も、17主催の理念mtgで、今までの自分と向き合うようになって変わった。



自分の行動に意味を持ちたくて、自発性を持ち、挑戦するようになった。






ちょうどその頃に出会った言葉がある。



”後悔することを、後悔しない”




これは、今私が一番心に留めている言葉で、


この言葉のはじめの後悔は、”していい後悔”を指す。




チームのPLの体重を底上げしたかった。

体重増やして筋肉量を上げるのには食事めちゃ大事だなって思って、スポーツ栄養プランナーの資格を取ったりしてみた。食事の知識をなんとか生かしたくて、必死に伝えた。でもPLは私たちが思ってるような食事をしていなかった。空回りしてた、悔しかった。


だから私は、一方的にオススメご飯を伝えるのではなく、PLの食事を送ってもらうようにした。ひたすらに成分量計算して、ひたすらにアドバイスした。

そしたら、PLも自然と食事を意識できるようになったり、体重も増えてくる人がいたりした。これが高め合いだと思えた。




祥平に提案してもらったプライオをどうしても意味のあるものにしたくて、必死でメニューを考えた。何度もmtgして、強度、メニュー、時間、全部今のチームに合うものを考えた。

でもPLには否定されまくり。意図も伝えてきたつもりだった。悔しかった。

ゆうたろうが、「意図を伝えてやると決めたのに、なんで頭ごなしに否定するんやろ」と一緒に悔しがってくれた。


だから私は、”伝える”を今まで以上に意識するようになった。

全体ラインで大勢に向けて流して満足するのではなくて、個々と話して双方の意見を合わせていいものを作る。

TRはどのポジションよりも、個々と向き合えるし向き合わなければならないと言うことに改めて気づいた。

それを続けていたらいつの間にか、個人的に相談してくれたり頼ってくれたりする人が増えた。




歴代のTRが積み上げてきた経験や知識が毎年リセットされるのが勿体無いと考えた時、後世のLIZARDSに残る資料を作りたいと考え、作り始めてみた。

「いちいちまとめるのめんどくさい」と言う声がTR内で漏れた。一番身近な人たちを巻き込めてなくて悔しかった。


だから私は、とりあえず自分がやってみて、自分の背中で見せると言う手法を取った。今までそんなことしてこなかったから頑張った。

そしたら、「まとめてあるのめちゃめちゃ使えます」ってみくちゃんが言ってくれて、みんなも後世に残る資料を作ってくれるようになった。




ルールも知らずに審判に文句を言うPLがたくさんいるの雰囲気が嫌だったし、スタッフだけじゃなくてPLがルールを知ることが勝つための要素だと確信してたから、インスタやラインでルール発信を始めた。

最初の方は、「ルールとか興味ねえ」という言葉も聞こえてきたりした。伝わってなかった。悔しかった。


だから私は、インスタに載せると同時に個人ラインにファール動画送りつけたりした。

そしたらいつの間にか、わからないルールを聞いてくれる人が増えたし、試合での文句もほぼなくなったし、東海の審判員の人たちに「名大、前よりファールケアできるチームになったね」と言われるようになった。





理念mtgで自分と向き合えた後から、

挑戦的な行動ができるようになった。


必要だと思う全ての新しいことに取り組み、

自分の考えを伝える努力をした。


もちろん、後悔したことはたくさんある。

それでも、後悔が成長を生んでくれた。

後悔を、チームと自身の成長に繋げることができた。





ここ1年、面談する中で「あの時の自分に後悔してる」「これからは後悔したくない」っていう言葉をよく聞いた。

後悔を後悔してるってことは、"するべきでない後悔"。



人間なんだから全部上手くいくはずはない。後悔したことのない人なんていないと思う。

むしろ、挑戦して、後悔しよう。"していい後悔"をしよう。

そしたら人は成長できる。

後悔を知らない人間よりも、人一倍成長できる。





人は、挑戦した上での後悔によって成長し、

自分なりの誇れる行動に繋がり、


誇れる行動の積み重ねが、

誇れる個人に繋がる。






後悔しろと言わんばかりの文章になりましたが、多分、LIZARDSに所属する多くの人が後悔したことあると思うので、後悔って悪いことばかりじゃないんだよ、というメッセージを込めて書きました(笑)

長くなり、失礼致しました。



LIZARDSには、自分に誇りを持っていいと思える人がたくさんいます。尊敬できる素敵な人たちばかりです。

これからも、みんなで、高め合おう。







次は、全学準決勝。




慶應は強い。そんなのわかってる。


LIZARDSは挑戦者。失うものはない。




そして、慶應と闘うのは、現役LIZARDSの私たちだけじゃない。


伝統を作り上げてくれたOB・OGの方々、

LIZARDSの成長に尽力してくれたコーチたち、

時には闘って時には鼓舞し合った東海の仲間たち、

どんな時も部活を優先にして支えてくれた家族、

そしてこんなご時世でもラクロスのできる環境を作り上げてくれた大学や協会の関係者の方々。


みんなと共闘する。



楽しみで仕方ない。


わくわくする。




たくさんの想いと共に



慶應に、勝つ。






そして、



駒沢で、信じられないくらいの鮮烈な瞬間を創ろう。






4年 TR 田中七月




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